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Q. kiikomachiさんからの疑問
「義」という漢字は、人名に使う場合は「よし」と読むことがあります。また、「和」という漢字は、「かず」です。 このような「名前用の読み方」はどのようにしてできたのでしょうか? ★たしかに、名前ですか使わないような読みがありますね。 どうやって発生してきたのかな?
「義」という漢字は、人名に使う場合は「よし」と読むことがあります。また、「和」という漢字は、「かず」です。 このような「名前用の読み方」はどのようにしてできたのでしょうか?
★たしかに、名前ですか使わないような読みがありますね。 どうやって発生してきたのかな?
A. ミオパパさんから
この疑問について、自分なりに考えてみました。自信は全然ありません。 漢字の読み方には大別して、中国式の「音読み」と、個々の漢字が表す意味と日本語を関連づけた「訓読み」があることは学校で習いました。 訓読みの場合、もともと漢字が外国語である中国語を表す文字であるため、一文字一文字の漢字と日本語の語彙が完全に対応しないので、一文字の漢字に多くの読み方が作られることになりました。平安末期に成立した漢和字典『類聚名義抄』は1字に30以上の訓があるものもあるそうです。 しかし、日本で「漢文訓読」の方法が確立すると次第に訓が固定化され、訓がかなり限定されるようになりました。 現在、常用漢字も設けられ、訓読みもかなり整理されていますが、まだ聞き慣れない読み方も存在します 。 さて、「名前用の読み方」ですが、名前用に用意された読み方ということではなく、名付け親が意味と語感から漢字を選ぶと普段使われていないような読み方になることがあるということではないでしょうか。 それが人名の読み方として定着したという例が、「義(よし)」や「和(かず)」などではないかと想像します。 現在、戸籍法など法律上では名前の読みは全くの自由です。最近は「未来」(ふゅーちゃ)、「剛守」(ごーる)、「明日咲」(つぼみ)、……などなどの変った名前があり、もはや音読み、訓読み、人名の読み方などという枠は超越してしまっていますね。 ★なるほど〜。私はとても納得できました。
この疑問について、自分なりに考えてみました。自信は全然ありません。 漢字の読み方には大別して、中国式の「音読み」と、個々の漢字が表す意味と日本語を関連づけた「訓読み」があることは学校で習いました。 訓読みの場合、もともと漢字が外国語である中国語を表す文字であるため、一文字一文字の漢字と日本語の語彙が完全に対応しないので、一文字の漢字に多くの読み方が作られることになりました。平安末期に成立した漢和字典『類聚名義抄』は1字に30以上の訓があるものもあるそうです。 しかし、日本で「漢文訓読」の方法が確立すると次第に訓が固定化され、訓がかなり限定されるようになりました。 現在、常用漢字も設けられ、訓読みもかなり整理されていますが、まだ聞き慣れない読み方も存在します 。 さて、「名前用の読み方」ですが、名前用に用意された読み方ということではなく、名付け親が意味と語感から漢字を選ぶと普段使われていないような読み方になることがあるということではないでしょうか。 それが人名の読み方として定着したという例が、「義(よし)」や「和(かず)」などではないかと想像します。 現在、戸籍法など法律上では名前の読みは全くの自由です。最近は「未来」(ふゅーちゃ)、「剛守」(ごーる)、「明日咲」(つぼみ)、……などなどの変った名前があり、もはや音読み、訓読み、人名の読み方などという枠は超越してしまっていますね。
★なるほど〜。私はとても納得できました。