Q. らりちょさんからの疑問
「長崎チャンポン」と「普通のチャンポン」って、どこが違うのでしょうか?
また、「長崎チャンポン」と「皿うどん」の違いって何なんでしょうか?
教えてください!!気になります。くだらないことですみません。
A. 「ゆきだるま」のおばあさんから
長崎チャンポンと皿うどんは全くの別物です。
長崎チャンポンは中華そばなんですが、ラーメンとはちょっと違うんです。いろいろな野菜を炒めたものが上にどーんと乗っているんです。スープは、ラーメンみたいに塩バタだの、豚骨だの、味噌だの、んなものはない。
皿うどんは二通りあります(九州では県によって違います)。
一つはチャンポンの麺を、茹でただけの上にこれまた色々な野菜を炒めて、あんでとろみを付けたものを麺の上にかけたもの。もう一つは、麺を油で一度揚げてパリパリにしたものです。
揚げ麺の方は、土地によって細かったり太かったりします。大体知られている皿うどんは、細麺の方が主流かな?
A. 太郎さんから
「ちゃんぽん」と「長崎ちゃんぽん」の違いですが、特に違いは無いと思います。長崎の名物ということをアピールしているだけじゃないかと思います。
しかし敢えて言えば、「ちゃんぽん」のスープにも透明のスープ(うどんのスープの色)と白濁のスープ(とんこつがベース)があります。長崎のちゃんぽんのスープは白濁のとんこつベースですから後者を「長崎ちゃんぽん」、前者を「ちゃんぽん」と区別することができるかもしれません。
ちなみに「皿うどん」とは、ちゃんぽんの具を餡かけにして麺(細麺と太麺がある)の上に載せたものです。高級な中華料理屋では酢をかけたりするようですが、長崎の人はウースターソースをかけて食べます。
A. MaSHさんから
いわゆる料理としての「普通のちゃんぽん」というのは「長崎ちゃんぽん」のことを指すと思います。『大辞林(インターネット)』や集英社の国語辞典で見ても、チャンポンの意味として「長崎の郷土料理の一種で、肉・野菜・魚介などと麺を煮込んだもの」といった内容が書かれています。基本的には上記の具が入った豚骨ラーメンのようですが、博多豚骨ラーメンとは違い、太麺を使うのが普通のようです。
長崎皿うどんは、ちゃんぽんと同じような具の入ったアンをかけた固焼きそばです。私はよく混ぜて麺がしんなりした状態になったものの方が好きなのですが、普通は麺がパリパリの状態で食べるものなのかもしれません。このあたりは好みの問題だとは思いますが……。
ちゃんぽんの本来の意味は「異種のものを混ぜ合わせること」ですから、いろいろな具をまぜこぜにした料理といった意味だと想像するのは容易ですね。裏付けはとっていませんが……。
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