--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.1187 (2016.05.13)

Q. すきやきさんからの疑問

「バウムクーヘン」というお菓子の存在がが不思議でなりません。生地をすこしずつ何層もかけて焼いていくのですよね。大変な労力が必要な製法だと思います。
 私が知りたいのは
「世界一のバウムクーヘン」についてです。いちばん長いものだとどれくらいの長さのものがあるのでしょうか?(食べやすいように切り分けるので、長すぎるものを作る必要はないと思われますが……)
 また、
いちばん太いものだとどれくらいなのでしょうか? その場合、生地は何層あるのでしょうか?

生地を一枚一枚薄くはがしながら食べるのも面白いですね。


A. Hoshiyanさんから

 世界一長いバウムクーヘンは2017年3月3日、神戸市のいりえ幼稚園の園児ら約80人が同市の洋菓子メーカー「ユーハイム」神戸工場の協力を得て作った17.44m。これが現時点のギネス・ワールド・レコードだと思われます。
 問題は太さですが、バームクーヘンと定義する一般的な目安のひとつに「表面に焼色をつけながら焼くという操作を繰り返して、14〜15層重ねる」とありますから、あまり太いものをバームクーヘンと呼ぶかという問題に行き当たります。
「世界一長いバウムクーヘン」のギネス認定基準も上限はないものの「10層以上になっているか」という規定がありますので、行き過ぎた重層はバウムクーヘンと認められない可能性があり、これに努力を払うことは考えにくいと思います。
 ちなみに私が検索した中で、いちばん層が多かったバウムクーヘンは、数々の世界的な賞を受賞している日本の深作農園が作る20層程度でした。

長い間、解答が届かなかった疑問です。ご回答、ありがとうございました。