--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.1197 (2016.07.29)

Q. ショウゾウさんからの疑問

 私の疑問は単純です。
 東海道新幹線でかまいません。新幹線は一体、何台あるのでしょう?
 東海道新幹線が16両編成で走っているのは知っています。その16両編成の新幹線を「1台」と数えた場合、一体何台あるのでしょうか?
 新幹線のホームにいると、とにかく次から次に新幹線がやってくるので、何台あるのか知りたくなったのです。よろしくおねがいします。

「フェルミ推定」の課題としては、持って来いではないでしょうか?
  でも、推定ではなく、どなかた情報をお持ちではないですか?


A. うにうにさんから

 列車として使えるように車両をつないだものが「編成」ですが、通常は「何本」という単位で数えます。「何台」というと違和感を覚えるので、「何本」で書かせてください。
 東海道新幹線(東京〜新大阪)で走っている車両は、次の通りです(2016年4月1日現在)。いずれも16両編成です。
 JR東海が保有している編成は、700系が28本、N700系をN700Aに改造したものが81本、最初からN700Aとして作られたものが25本で、合計134本。
 JR西日本が保有している編成は、700系が21本、N700系をN700A系に改造したものが16本、最初からN700Aとして作られたものが5本で、合計42本。
 以上を合わせると、176本となります。
 出典ですが、『JR電車編成表』という、JRの車両の情報を得たい人にとってはバイブルのような本が昔から年2回出ていまして、これの2016年夏版を参照して数えました。
 フェルミ推定でやるとすると、平均の運転間隔と、平均の走行速度と、営業区間の長さあたりを使えば何となく見積もれそうですが、これは他の方におゆずりします。

176本もあるのですか! で、1日に平均して何往復しているのかな?