Q. ヒロさんからの疑問
お札の辺の長さについて 疑問があります。
お札の縦辺の長さは、76mmに統一されています。横辺の長短でお札を区別することができるのでそれでいいのですが、縦辺も長短があれば、もっと区別しやすいのにと思います。縦辺の長さを統一することにどんなメリットがあるのでしょうか?
さらに、縦辺はどうして「76mm」なのですか? 「76mm」は、何か特別に意味のある長さなのでしょうか? お金に強い方、ご協力ください!
A. まぁくんから
自販機等にお札を入れるとき、お札の縦幅が統一されていれば、どの種のお札もOKということになります。だから縦幅のみが統一されていて、縦幅はその必要が無いので統一されていないのではないかと思います。
「76mmである必要性」については分かりません。1気圧が水銀柱の高さを760mm押し上げる圧力であり、その10分の1を採用した、なんてことはないですよねぇ?
A. genesisさんから
お札の底辺が76mmというのは知りませんでしたが、この数字が正確に76.2mmならば、たぶんインチからの換算で、3インチになっているんだと思います。
ちょっと話はそれますが、職業柄、銃器を扱うことがありますが、NATO軍規格の機関銃の口径7.62mm(0.3インチ)です。
ちなみに、拳銃の名称でよく聞かれると思いますが、「コルト45」の「45」は0.45インチ、警察官が携帯している拳銃の口径は38口径(0.38インチ)ということです。
★1インチは、2.54mmです。
何だか正解に近づいてきた感じもします。では、どうして3インチ?(星田)
A. りゅうさんから
推論込みなのですが、お札の幅に関して。
76mmという幅……、ミリサイズだと中途半端ですよね? ところがインチに換算すると端数しょいこんで、ズバリ3インチ(76.2mm)という計算ができます。
インチ? そう、インチです。気づかないかもしれませんが、身の回りにインチ規格って結構あるんですよ。
ここでお札の歴史を調べてみると……、印刷機としてイギリス製の「スタンホープ印刷機」というものが出てきます。イギリスはインチ規格の国です。
そこから紙幅が決まって、今まで継続された……とか?
ところが、スタンホープ印刷機の導入以降発行されたお札がすべて76mm幅かというと、そうでもないんですよ。最大/最小のお札は幅が違います。もちろんインチサイズでも通りません。この論法が崩れるんです……、正解とは違いますか?
A. Picorinさんから
A2サイズの紙は、420mm×594mmです。A1という規格があるならば594mm×840mmとなるでしょう。
この紙からだと、
840÷76.2=11.023
ですから、11枚取れることになりますね。関係ありますかどうか。
★A0というサイズがあります。841mm×1189mmです。
これだと、おっしゃるように、短辺から、ほぼ11枚ジャスト取れますね。 このあたりが正解かもしれません。(星田)
A. 星田直彦さんから
この疑問に対して、最近ひらめいたのです。「ひらめき」ですから、正しいかどうかは、まったくわかりません。
1尺に由来するのではないでしょうか?
1尺は10/33mですから、これを4等分して、75.7575……mm。ほら、近い数字になったでしょう。
ちがうかな?
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