--- 素朴な疑問集 ---
トップページへ    [素朴な疑問集 TOP]


疑問No.148 (2001.11.10)

Q. みっきーさんからの疑問

 プロ野球の打率部門では「規定打席」というものがあり、それは、
   試合数×3.1
となっています。

 日本の現在のプロ野球では、年間140試合が行われますので、434打席をクリアしないといくら5割打者でも首位打者にはなれません。
 
この「3.1」という数は、はどういう理由で決められたものなのでしょうか? 知りたいと思います。


A. みっきーさんから

 質問した本人が答えるのもなんですが、すこしわかりました。
 規定打席は元々大リーグでできたルールだそうです。
 大リーグは60年程前に「規定打数」(当時は3)というのを設けて打率に関する基準としていたようです。
 しかし、「打数」は四死球、犠打等ではカウントされません。あるホームランバッターが敬遠されまくり、フル出場してたにもかかわらず規定打数に達せず高打率にも関わらずタイトルを逃したということがあり、それから「規定打席」に変更したという経緯があるようです。
「3.1」を決めた当時の方々は亡くなっており、今となっては大リーグのルールを管理している人達でもほとんど知らないそうです。日本にはそれがそのまま理由も知らず入って来たのではないでしょうか(推測)。