日本の公営ギャンブル4種(競馬・競輪・競艇・オートレース)では、数字を表す色があります。それが、どうも、1〜6までは、共通なのです。
1……白 2……黒 3……赤
4……青 5……黄 6……緑
この番号と色との対応は、いつ、どこで、誰が、どうやって決めたのでしょうか? 陰陽五行説が関係しているとは思えないし……。
どなたかご存じでしたら教えてください。よろしくお願い致します。
「モンタン」という福岡の雑誌(http://www.montemps.co.jp/)の連載コラム「ギャンブラーの詩」の3回目に由来が載っていました。
この回は「公営レースの色の起源は小倉だった」と題して、以下のようなことがかかれてありました。要約します。
――昭和23年に競輪が小倉で初めて行われたときのこと、自転車に番号札を付けただけではどうも判別がしにくいので、当時の小倉市役所(現在は北九州市)の職員が良い工夫を考えていた。
たまたま暦を見て「一白、二黒……」という陰陽五行説にヒントを得た。ただし、それをアレンジして決めたために陰陽五行説と微妙に一致しない。他の競技はこれに倣って色を付けたため必然的に同じ色になった。
当初、競輪は6枠までで、7枠と8枠は後に競輪が他の競技に合わせて、色を決めた。9枠目を設けるにあたっては、他の競技にはない枠なので紫に決めた。
――というようなことが書かれていました。
このコラムを書いた人は、色について以前から疑問を持っていて、競輪の歴史を調べる中で知ったそうです。