Q. ピポさんからの疑問
前々から疑問に思っていたのですが、同じ年齢であることをいう「タメ」とか、くだけた言葉遣いの「ため口」とかの「ため」ってなんでしょうか? 語源は何なんだろう? 誰か教えてください。
A. いとうさんから
「ため口」という言葉は江戸時代から大阪で使われていた言葉です。
大阪では「お駄賃」のことを「ため」といって、お使いに行く丁稚などに番頭が「ため」を渡す。下働きをする人に対する言葉使いが「ため口」。
「ため口」はもともと目下の者に使う言葉だからぞんざいで、最近は仲間同士にまでその言葉が拡大したようですね。
星田様に対して絶対使えない言葉でございます(^^)。
A. epokheさんから
確か「ため」とは子どもにやる小遣い銭のことだったと思います。
「ため」をやるような、自分から見て目下の関係のような口のきき方、ということでこう言われるようになったのではないのでしょうか。
★a.k.a 青・黄さんからも、同様の情報をいただきました。(星田)
A. ルネゾウさんから
博打用語では、サイコロ等のゾロ目のことを「ため」といいます。ぞろ目(同目)だから五分五分のことを「タメ」というようになり、そこから同い年のことをため年と派生してきたと聞いています。
A. azaさんから
「ため口」の「ため」とは、俗に同等・対等であることを表します。が、実は、盗人、賭博仲間の隠語だったそうです。
一説には、「ため」とは賭博用語で同目(ゾロ目)に由来するそうです。「ため口」として出まわったのは、1960年代に不良少年の隠語として使われ、70年代以降徐々に若者に広まっていきました。
★とまあ、2つの説があるようですね。(星田)
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