Q. 島村さんからの疑問
酒などを飲んで昂揚する事を「メートルを上げる」と言いますが、なぜ距離の単位である「メートル」が使われるのかが分かりません。
詳しいことをご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。
A. ルネゾウさんから
「メートルをあげる」の「メートル」は、英語で書くと「meter」です。一方、「計器」と言う意味の「メーター」も、「meter」です。
と言うことで、実際は計器の方の「meter」なんです。テンションが上がってくることをメーターが上がってくることに喩えたんですねぇ。
A. はづきから
「メートルを上げる」の「メートル」は「メーター」です。
お酒を飲むと、メーターが上がっていくように、機嫌がどんどんよくなっていくことから……と、最近「クイズ・ミリオネア」の解説で言っていたような気がします。
A. mkmkmkさんから
当地では、「メートル」ではなく「メーターが上がる」と言います。「メーター」でしたら、なんとなく感覚的にしっくりくるのではないでしょうか?
個人的には、道路交通法改正後、ディスカウントストアーで盛んに売っている「アルコールチェッカー」の表示部分を連想させます。
A. moon-jellyさんから
「メートル」はフランス語読み、「メーター」は英語読みで、同じ言葉です。語源は「測る」、スペルは「meter」です。
「メートルを上げる」や「メートルが上がる」という表現は、酔っぱらい度のメーターが上がる意味なのでしょう。古いCMの「トリスのおじさん」を思い出します。
A. IFGのXさんから
富山県東部の方言では「尺あがった」といいます。
由来は、お酒をたくさん飲むと、そのうち「しゃっくり」(富山弁かな?)が、出て止まらなくなりますよね?(そこまで飲んだ事無いですか?) ま、お酒をたくさん飲んで、「しゃっくり」が止まらなくなった状態を
「おわ、ばる尺あがっとっじぁ」
と、こちらでは今でも言いますよ。
ここからが本題です。明治になり「メートル法」が施行され、尺貫法が公には禁止されたため、庶民のささやかな皮肉として「メートルがあがった」と、言うようになったのだと、明治生まれ明治育ちだった、死んだ私の爺ちゃんから聞いたことがあります。
★ボッサさんからも、回答をいただきました。ありがとうございます。
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