Q. まぁくんからの疑問
童謡『やぎさんゆうびん』で、先に手紙を食べたのは、白やぎさん、黒やぎさんのどっちでしょう? はい、黒やぎさんですね。
では、白ヤギさんが送った最初の手紙には、何が書いてあったのでしょう?
2通目以降は「さっきの手紙、何?」という不毛なやりとりですが、1通目にはそれなりの要件が書いてあったはずではないかと思うのです。が、歌詞をいくら読んでも、それを推理できるようなヒントは見当たりません。
どうでもいいと言えばどうでもいい話ですが、何か気になるんですよね。
A. 麻生有美さんから
これは、童話になってます、どこかで絵本になっているはずですが……。
白やぎさんと黒やぎさんは、手紙を出しつづけます、そして、その手紙を食べ続けます。いい加減お腹がいっぱいになった頃、黒やぎさんは、白やぎさんに直接尋ねてみることにしました。
「白やぎさん、さっきのお手紙、お話なあに?」
「今晩一緒に食事しない?……だよ」
「残念だなあ、なんだかわからないけどお腹いっぱいなんだ、また今度にしてよ」
「それは不思議なこと。私も一杯、また、今度一緒に食べようね」
結局、「一緒に晩ご飯を食べない?」という内容でした。
A. スパム撲滅希望委員会長さんから
実は、白ヤギさんは手紙を出していないのです。
自分で出していれば、そのあと相手から手紙が来た時点でそれが返事だと想像もできるでしょう。それなのに、黒ヤギさんから帰ってきた手紙の用事も想像つかないなんて不自然すぎます。
たしか、2通目以降ははっきりと「お手紙書いた」となっていますが、冒頭は「白ヤギさんからお手紙着いた」ではありませんでしたっけ。
ここまで読めばご想像のとおり、ことの始まりは差出人を偽造したウイルスメイルだったわけです。……なおさら食べちゃまずいような……。
★なるほど……。深いですね。(星田)
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