--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.213 (2002.09.12)

Q. 大阪のふくろうさんからの疑問

 20才の時に取得した自動車免許。それ以来、身分証明書しか使用したことがなかったのですが、ほぼ20年ぶりに本来の使用目的として復活することとなりました。
 いきなり運転するのも無謀と思いましたので、自動車学校のペーパードライバーコースに通いました。そこで気付いたのは20年前との「差」です。
 それは、AT車の普及とドアミラー。
 今の人は、なんら疑問をもたれないでしょうね。さて、このドアミラーのおかげで、「巻き込み確認」の注意義務が簡略されて運転が楽になりました。
 しかし、不思議なのがタクシーです。その多くは未だフェンダーミラーのままです。(一部個人タクシーでドアミラーを見たことはあります)。陸運局の通達等があるのか、はたまた、ドアミラーはお客様に対して失礼なのか。
 
タクシーがフェンダーミラーを使用する理由を教えてください。どうして、フェンダーミラーばかり使用するのでしょうか? ドアミラーの方が、死角がなくて、より安全だと思うのですが……。


A. 404 NOT FOUNDさんから

 昨日、タクシーに乗る機会があったので聞いてみました。
 フェンダーミラーよりドアミラーの方が死角が多いそうです。営業車(緑ナンバー)は基本的に安全面を考えてフェンダーミラーだそうです。一部のタクシーがドアミラーを使用しているのは、多分、個人タクシーで自家用としても使うかららしいです。

A. ひとひらの雪さんから

 これは単純な理由です。
 実はフェンダーミラーの方が、「よく見える」のです。デザイン的にはドアミラーの方が車全体のデザインイメージを損なわずかっこいいし、色合いも同じにしやすいので、ある時期から自動車メーカーがこぞって開発し始めたというわけです。
 では、タクシーは?
 問題は見かけじゃありませんよね。人を運ぶための車ですから、安全確認という目的をより満たしてくれるフェンダーミラーの方が実用的というわけです。

A. shimomoさんから

 知り合いのタクシー運転手(個人タクシー)さんから聞いた話しです。
 まず、所轄官庁などからフェンダーミラーにするような指導は特にないそうです。つまりタクシーのほとんどは自主的にフェンダーミラーにしているわけです。
 その第一の理由は、助手席にお客さんを乗せたとき、ドアミラーだとそのお客さんの顔をちょくちょく見ることになり、それが失礼だからだそうです。
 第二の理由としましては、フェンダーミラーの方が長時間運転する場合に疲れがすくないからだそうです。何でもドアミラーだと首を動かしますが、フェンダーミラーだと視線移動だけで済むため疲れ方が違うらしいですよ。
 ちなみに私の父(63)はフェンダーミラー派です。先月、新車を購入したのですがわざわざフェンダーミラーにしてしまいました。私には理解できないです(^^? でも本当にドアミラーだと周囲がよく判らないそうで、私の車(もちろんドアミラー)は怖いといって運転しません。

A. Bambooさんから

 フェンダーミラーの方が死角がすくないと思います。実家の車がフェンダーミラーなので、はっきりとした違いを確認しています。
 ドアミラーの場合、すくなくともミラーよりも前方のボンネットの陰は絶対に見えません。四駆自動車に小さなフェンダーミラーのオプションがありますが、そんなオプションがあるのは、その部分が死角になっているからでしょう。

A. タガさんから

 そもそもドアミラーに死角がないなんて嘘です。ドアミラーにも死角はあります。自分の車の真横からすこしだけ後ろの位置がそうです。窓から自分の車の横を見ずに、ドアミラーだけ見て右に車線変更しようとすると、実は真横に車がいたりします。
 あと、前の左ボンネット横も死角です。クロカン(RV車)のボンネット左前に小さなフェンダーミラーを付けている車が多いですよね。あれはドアミラーの死角をカバーしているのです。
 よって、車の真横は結構死角なので、フェンダーミラーを使っているのだと思います。
 さらには、ドアミラーだと、タクシーの助手席にお客が乗った場合、お客さんが邪魔で、見にくくなったりします。それを防ぐ効果もあるでしょう。
 一説には、フェンダーミラーの方が車の車幅間隔がつかみやすいというもあるそうですが……。パトカーもフェンダーミラー使ってます。
 カッコ良さではドアミラー、実用性ではフェンダーミラーというのを聞いたことがあります。

A. どらエモンさんから

 ペーパードライバー講習を受けられたとのこと、すばらしいですね。時間が経つと基本的な注意点を忘れたり、長年運転しても「この辺りは大丈夫」と慣れから横着になったりして、身についていたものが消えてしまっていたりするものです。この慎重さが、将来にわたって事故から身を守ってくれるでしょう。

》ドアミラーのおかげで、「巻き込み確認」の注意義務が簡略され

 二種免許を持っていながら、これは知りませんでした(もっとも大型なので、その部分では直接関係ないのですが……)。車体からの張り出しが大きいため、許可する法改正のときは、大議論が巻き起こったのですが、可倒式の義務化で回避し、幅広のミラーが近くにあるため、写り込む画角が広いドアミラーのメリットをとることになりました。おっしゃるとおり、今では本当に当たり前になってしまいました。でも巻き込めばこちらの責任ですから、今でも必ず「巻き込み確認」はしています。
 さて本題。 運転席に座って、まずフェンダーミラーの辺りを左右交互に見てください。何回か繰り返したら、今度はドアミラーを左右交互に見てください。
 どうですか?
 フェンダーミラーは目を動かすだけで左右とも見られますが、ドアミラーの方は、特に左は、目だけでなく、首を大きく動かさないと見られませんね。
 タクシーなど業務用車では、運転している時間が非常に長いので、目を動かすだけで確認でき、疲れがすくないという利点が買われて、フェンダーミラーが採用されているのです。
 また、タクシーモデルには標準で、ミラーが小さい分安いのです。事業の面からも、コストの低いフェンダーミラー、マニュアル車がタクシーに多く使われているのは納得できますね。ただ、最近は、運転手集めのためにAT車も増えてきました。

A. ksの雪さんから

 ドアミラーだとそれを見るために顔の角度をかえねばならず、その動きはお客さんにとって「聞かれたくないお客の話を聞こうとしている」様に見えたり、「お客を盗み見している」様に見えて、誤解を招きやすいから、ということです。
 フェンダーミラーであれば顔の確度は変えずに目線だけで見えますよね。一理あると思いました。

A. krykさんから

 定かな話ではないのですが、同じ車種の場合、車両の幅が微妙にドアミラーの方が広くなってしまうのだそうです。
 狭いところに入ったりすることを余儀なくされるタクシーでは、すこしでも車両の幅を狭くしたいということ。
 また、フェンダーミラーの方が長時間周りに目を配りながらのタクシーの運転手には、視界の移動幅が少なくて済み疲れがすくない。
 それと、タクシーの場合お客様に向かって行って停車する場合が多く、車両先頭左側のフェンダーミラーが、車幅の目安となり安全である。
 などの理由を聞いたことがありますが、真意のほどは……。

A. りゅうさんから

 視線移動は疲労の原因になるから、なるべく視線の移動距離を減らすためです。
 タクシーの一日の走行距離は(地域によっても違うでしょうが、私の聞いた範囲では)最低300kmだそうです。これだけの距離って職業ドライバーでもなければ平日に走る距離ではありませんよね。視線移動による疲労も馬鹿にならないので、その疲労を軽減するためにドアミラーではなくフェンダーミラーを使っているとのことです。
 ちなみに長距離トラックが隊列を組んで高速道路を走っているのは、視線を前のトラックに固定することで視線移動を減らし、疲労を軽減するためと聞いたことがあります。
 長距離走行って思ってる以上に目に負担をかけてるんですね。時間に追われない一般ドライバーは定期的に休憩を取りましょう、お互いに。

A. 緑の運転手さんから

 フェンダーの方が擦れ違うときに楽なんですよ、両側にポールがあるのと一緒ですから。視線もあまり動かないから疲れないし。ただし、実際より遠くにあるように見えるので、注意が必要ですけどね。
 お客様が前列に乗車された時でも視線を遮らないというのも利点です。内輪差、外輪差、車体の位置が確認しやすいのも良い所です。
 でも、いちばんの理由はフェンダーの方が安いからかも。

A. 綾川さんから

 タクシーがドアミラーを使わないのは、助手席にお客を乗せたときに都合が悪いからではないでしょうか?
 お客さんが皆、車の運転をする人ばかりではありませんから、助手席に乗ったときにドライバーがチラチラとこちらを見るのは失礼だと感じる人も居るかもしれません(実際、私もあまり良い気分はしないです)。
 また、膝に荷物を抱えているとミラーが見えないこともありえますが、まさか「ミラーが見えないので荷物をどけろ」とは言えないでしょうし……。
 その点、フェンダーミラーならほんとど視線を移動しなくて済みますし、さえぎる物も無いので、不特定多数の人を助手席に乗せるタクシーには都合が良いのでしょう。

A. シュヴァルツさんから

 ドアミラーだと、左を見ると前方の視界が見えなくなります。ですから非常に危険! フェンダーミラーだとちょっと目を動かすだけで見えます。
 私は自動車の運転免許を取るとき、教習車がフェンダーミラーだったんだけど、3段階ぐらいからドアミラーに変わってしまったのです。ドアミラーになると結構見にくかったです。でも、今はドアミラーで慣れちゃいました。しかし、左を見るときはやっぱりフェンダーミラーの方が見やすいです。

きゃわはらさん、ローレルさん、ガルシスさん、タクシー経験者さん、mfkさん、
他のみなさんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。

THANKS ふくろうさんから

この疑問を投げかけた者です。
「疲労度が違う」というのが、ほぼ正解のような気がします。あと、車幅、コストなども一部の理由かもしれません。 
 自分で回答するのも変ですが、タクシーの場合、前方斜め前の乗客を発見し、すぐに後方を確認して車線変更するのにも、フェンダーミラーの方がすばやくできるのかもしれません。
 いずれにせよ、普段、車に乗らない小生には、気が付かない点ばかりでした。これだけたくさんの方々にご回答頂き感謝の気持ちで一杯です。