--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.216 (2002.09.24)

Q. 404 NOT FOUNDさんからの疑問

 関西から東京に出てきた思ったんですが、東京は……、

  1.歩くのが遅い
  2.エスカレーターなどで右を開ける(関西は左を開ける)。

 歩く速度は人それぞれだとは思いますが、全般的に見てのことです。西と東の大都市なのに、なぜ正反対なのでしょう?
 聞いた話では武士中心の街(関東)と商人中心の街(関西)で刀を差すを方とそろばんを差す方の違いだとか……。


A. 匂梅さんから

 多くの人が行動する側が左側だということだと思うのです。
 東京の人は多くが止まってエスカレーターに乗るので、左側が止まる人用、右側が歩く人用に開ける。
 大阪の人は多くが歩いて登るので、左側が歩く人用に開けて、右側が止まる人用……ではないでょうか。
 ただ、多くの人がなぜ左側を行動するのかはわかりません。心臓の位置かなぁ。

A. 伊藤@愛知半田さんから

 エスカレターに乗ったとき、名古屋では先頭の人が右なら右、左なら左に並びます。名古屋人(ナゴニャンともいう)は極めて頭が柔らかいので、ファジーが得意。だから物作りの技術が日本一かもね(^^)。

A. 愛乃鬼さんから

 ロシヤでは、右側を開ける。名古屋は、まったく誰も気にしません。
 てんでばらばらに後ろから来る人のことなんがなぁ〜〜んも考えていないようだ。
「そんな、とろくしゃぁ〜ことせんがや」
てな感じで、立ちはだかったまま、動こうとはしない。が、たまに、開けてくれる人がいたりすると逆に驚くが、それは、東京圏か大阪圏から来た人のようだった。

A. しょうしょうさんから

 今回の疑問の直接の答えでは、ありませんが、
「あなたは、エスカレーターで急いでいないとき(立ち止まったまま利用するとき)、左右どちらかに寄るとしたらどちら側に寄りますか?」
というアンケート調査があったのを思い出しました。
 これによると、全国平均では「右に寄る」が3割、「左に寄る」が7割という結果でしたよ。

A. エバさんから

 大阪で万国博覧会が行われたときに、世界中から沢山の見物客がいらっしゃいましたよね? その交通整理をする係員が見たものは、エスカレーターに乗った際、右に寄って左側を空ける外人の姿。そして、次の瞬間から係員は
「お急ぎの方の為に右によってください」
とマイクで叫びだしたそうです。その習慣が残り今でも関西では右に寄って通り道を空けるそうです。

A. (堕)Belialさんから

 ほんとにぼんやりあやふやあいまいですが、東京はオリンピックが元でどこかの国にならって右を空けるようになったとか。大阪は、万博が元でどこかの国にならって左を空けるようになったとか。
 大筋の話はこんな感じです。どこの国かは覚えてません。万博とオリンピックは確実だったような……。
 ちなみに地元名古屋は右を空けてますよ。中間だから両方あるってきいたことありますが、右しかみたことありませんねぇ。

A. Kazumiさんから

 欧米では、左側を開けるのが正しいと聞いたことがあります。ただ、左側の理由まではよく知りません。
 で、なぜ東京では右側を開けるのに、大阪では左なのか。これは、大阪万博の頃、多くの観光客で混雑することを考え、駅で、
「エスカレーターでは左側を開けてください」
とアナウンスがあったのが始まりらしいです。これは、万博のために外国の方が来ることを考慮して「左側」としたのではないかと……。それが慣習化され、大阪(というか関西)では左開けが標準となったんじゃないでしょうか?
 ちなみに、私の居住地だと、大阪と名古屋どちらに出るのも同じくらいの時間がかかります。で、名古屋にも年に何回かは行くのですが、私の見たところでは名古屋は右開けの感じを受けます。根っからの関西人の私は、当然のように左側を開けてしまい、私のところで列が出っ張ってしまって・・・(^^;;

A. ゆえさんから

 大阪で万博が開催されましたよね? 万博にはたくさんの外国人もいらっしゃる。そのため、万博の会場では外国にあわせてエスカレーターの左を開ける(外国では車は右側、歩行者は左。そうすると自然に左が開くわけです)ことことにしたそうです。 そのときの影響で関西では左を開けるということが広まったらしいです。
 東京のほうは覚えてません……。

A. 37さんから

 以前テレビで見たのですが、世界(特に欧米諸国など)ではエスカレーターは左を空けることが多いそうです。
 なぜ世界では左を空けるほうが多いのかは忘れましたが、関西で左を空けるのは、大阪万博の時にエスカレーターが作られたときに、上記のような左を空けるという世界基準に合わせたからだというようなことを言ってましたよ。

A. あきあきさんから

 昔、何かの本で読んだ記憶があります。
 東京で右を空けるのは、車輌の左側通行と同じで、右から追い抜くという考えだそうです。
 大阪で左を空けるのは30年ほど前に始まったのだそうです。万博の時くらいに阪急電鉄が左を空けるように指導したのだとか……。
 ちなみにヨーロッパでは左を空けるのが一般的だそうです。そう考えると、大阪方式が世界標準??

A. yanmaさんから

 まず、大阪人の友人曰く、ですが、
「根底では『右をあけておく』と思っているにもかかわらず、脇を抜けられるのがジャマくさい」
ということで、右側に立って、右側を通れないようにしているとのことでした。
 次に、駅の構造という話からいくと、階段や駅構内などが、右側通行だったり左側通行だったりとまちまちですが、鉄道雑学のモノの本によると、左右どっちか忘れましたが、どっちかに統一しようとしている傾向(確か右側通行だったかと思います)があるようです。もっとも、乗換駅で流線交錯なんてものしばしばありますので、これは当てにならないかもしれませんが……。
 ちなみに、人々が示し合わせたように右側に立つところは、全国大都市見て回っても、大阪と仙台くらいだったような気がします。
 大阪に住んでいたこともありましたが、京都や神戸では、右に立ったり左に立ったりで、おなじ関西人でも、大阪人だけが右に立って、それ以外は左に立っているのでは? と思う次第です。

A. ゆりっちさんから

 仙台では、大阪と一緒で左を開けるそうです。先入観なしにエスカレーターに乗るとき右手でベルトをつかみます。バッグを持っていても、持ち替えて右手がでます。
 東京でエスカレーターのお世話になるとき、最初は正直言って左手で体が支えられずにぐらぐらしました。不便!! と思いました。高いヒールのパンプスでかんかんかんといそいで上ったり下りたりする方のためには、利き手の支えの方が安全ですね。多分、仙台はのんびりしてるので、急ぎの方優先ではないのでは?
 大阪は、みんなが急いでいるから、更に急ぎたい方は危険を顧みずにそちらをどーぞって感じでしょうか?

A. セヴァスさんから

 私の住む石川県では、右も左も関係なくバラバラです。急ぐ時などは、すこし困りますが、特に気にはなりません。多分、大都市ならではの自然発生的なルールではないでしょうか。右か左かに寄るのも自然にそうなったものと思います。

はたさん、獅子王 凱さん、ticktockさん、ガッポンさん、Whooさん、
他のみなさんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。

A. 綾小路さんから

 ん?ひょっとして? ……と、調べたら「やっぱり」でした。
 社団法人日本エレベータ協会によれば、ホントはエスカレーターの上では、動いちゃイケナイことになっています。チャンチャン♪
http://www.n-elekyo.or.jp/h_room/hr_04/main06.htm