--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.253 (2003.02.18)

Q. ゆあささんさんからの疑問

 交差点にある信号機で、下段に矢印信号の出るものがありますよね。当然、その矢印の方向へ進む車は「青信号」で、それ以外の方向は「赤信号」の状態であるという意味だと思います。
 
 しかし、たまに十字路で、左、直進、右の3方向の矢印の出るものを見かけます。あれは一体、どの方向に進む人が「赤信号」なんでしょうか? 普通の青信号じゃダメなんでしょうか? 3方向以外に進める方向が無さそうなのに!
 ちなみに先日、滋賀県栗東市にある「宅屋(やけや)」という交差点で、そのようなものを見ました(ローカルですみません)。
 ご存じの方、どうか教えてください。

時差信号かもしれませんね。(星田)


A. moon-jellyさんから

 十字路で、左、直進、右の3方向の矢印の出ている間は歩行者信号が赤です。人も車も通行量が多く、比較的右左折車両が多めの交差点に設置されていると思います。
 通常、左折車は歩行者が優先だし、右折車は直進車と歩行者が優先なので、すぐには右左折できないし、片側一車線の場合などはそのために後続の直進車まで進めなくて渋滞してしまいます。
 3方向の矢印は渋滞緩和のよいシステムだと思いますよ。

A. ぐうさんから

 私が思うに、矢印が青信号と明らかに違う点は、対向車の信号です。そちらには矢印は付いていないはずです。付いていたらそれこそ矢印の意味がありません。
 右折用車線が確保できない場合など、たくさん矢印が付いていないと意味がなかったりします(直進車などが途中で止まってしまうので、結局右折できない)。
 こういうの(いっぱい矢印)を避ける目的で、時差式信号というのもあるんですが、これはとても危険です。なぜなら、対向車の信号が赤になっているのがわからないので。いつも通っていてその信号に慣れているドライバーならいいんですが、いきなり時差式信号に出会うとたいていの人が戸惑うと思います。

A. タガさんから

 多分ですが、赤信号の下にある矢印って、「進んで良い」っていうことだから、青信号の「進むことができる」と区別しているのでしょう。
 青信号だと、たとえば左折であれば歩行者用信号も青だから注意して進むけど、矢印の場合だと、きっと歩行者用信号は赤なのでは? つまり左折のみOKっていうことです。
 同様に右折の信号が矢印の場合は、対向車線が赤になっていて、そのまま気にすること無く右折できるのでしょう。一般に、右折信号だけ矢印の場合って、他の信号は全部赤ですよね!
 つまり、「←↑→」っていうのは、青信号以上に、いちばん優先された信号っていうことだと思います。多分ですが……。

A. ぉぃさんから

 明示的な時差信号だと思います。
 時差信号の看板が下がってても、

  ・どちらが先に赤くなるか
  ・はたして対面は既に赤なのか

がわかりづらいですが、赤信号+全方向矢印だと

  ・対面は既に赤

だということがはっきりくっきりわかります。
 ドライバーとしては、全ての時差信号が「赤信号+矢印」になってほしいです。

A. じんくんから

 赤信号の下の矢印は時差式信号と同じであると思います。
 この矢印は、こちら側だけが進んでよいことが時差式信号に比べてわかりやすいという利点があります。
 その信号が時差式信号と知らずに自分がその交差点に入ったとします。自分が右折したくて待っているとき、青信号なのに対向の直進車が止まってとまどったという経験はありませんか? 赤に全方向矢印は、その点こちら側だけが進んでよいことがはっきりしているので、右折もスムーズです。

A. akioさんから

 対向車線が赤信号のときに矢印信号が出ると聞きました。
 右折の矢印信号のときは、対向車線は赤信号だから止まる必要はないということです。
 ただ、マナーの悪い運転者がいますから、止まらなくて良くても交差点に進入するときは十分注意してください。

れいなさん、きさらぎさん、山岡さん、山ちゃん、みやさん、咲良さん、ネコまんまさん、西村さん、hikkunさん、KYYMさん、他のみなさんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。