--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.266 (2003.04.10)

Q. カシオペアさんからの疑問

 街頭や職場で書いた「署名」って、最後はどうなっちゃうのでしょうか?
 ちゃんと中身をチェックする人っているんでしょうか? そしていつかは裁断機にかかっちゃうのでしょうか……?
 だいたい、あんなにいっぱいの書類が集まっていたら、じゃまでしょうがないですよね。それで、保管期間も決められてたりするのでしょうか?

そうそう、統一地方選が近いですが、投票用紙はどれくらい保存されているのでしょうね?(星田)


A. 岐泊さんから

 私が以前協力した署名活動の場合、署名用紙には既に、その署名の目的、署名用紙の集約団体と、集約した署名の提出あて先は、明記されておりました。
 あて先は国の行政大臣で、集まった署名は束ねて予定通り国会議員に託されたと集約団体から説明を受けました。
 説明通りなら、議員は大臣宛てに提出したはずです。
 しかし、提出された署名を受け取った行政の事務が、署名用紙の現物をどう処理しているのかは残念ながらわかりませんでした。
 署名提出された陳情文と署名代表者名と署名総数を記録し、現物は厳重破棄しているのでしょうか? 実務としては、そうでもしないとたちまち保管場所に困るでしょうね。
 掲題内容によっては現物を保管しなければいけない場合もあるかもしれないとは思いますが。

A. たかりんさんから

 うちの役所の場合ですが、首長あての署名を首長が目を通すことはほとんどありません。広報公聴を担当する部署を経由し、その件に関する業務を担当する課に転送されてきます。
 内容については課長や課長補佐、係長等が確認します。署名した人について調査したりはしません。ですから、署名した人に対して不利な扱いをすることは決してありません(でもウソは書かないでくださいね)。
 提出のあった署名はその内容によって保存年限を定めます。最低でも1年度間は保存します。保存年限が過ぎたものについては職員立会いのもとで焼却処分します。

さらなる情報をお待ちしています。(星田)