Q. 倉井さんからの疑問
居酒屋でホッケを頼むと開いてあるのに両方に背骨が付いています。背骨は1本でしょうから真っ二つに切ってあるのだと思うのですが、一体どうやって切っているのでしょうか?
包丁で切るのは至難の技でしょう。
実は、店員さんに聞いてみました。でも、なぜだかわからないそうです。ということは、店員さんは、すでに開かれたホッケを焼いているのだと思われます。
A. どらエモンさんから
ほっけの背骨に限らず、最近は鋸で切ってしまうようですね。
鶏肉にしても、以前はちゃんと関節をはずしてあったのに、今や骨の真ん中でざっくり。魚屋さんの2枚おろしの技術、肉屋さんの解体の技術、かつて、鮮やかな手さばきを見て尊敬していたのですが……。
もっとも、魚の開き、見事に骨の真ん中で切れていますよね。あれも一種の「技」なんでしょうか?
A. Pすけさんから
私の勝手な推察ですが、ホッケはすぐに冷凍にして電気のこぎりのような物で開きにするのではないでしょうか。
なぜ、そう思ったかと言うと、以前、医学部の友人が生々しい人間の断面写真が沢山載っている医学書を持ってきたのです。この写真はどうやって撮影したのか、と聞いたら献体を冷凍して電気のこぎりで切ってガラスに載せて断面を出して写真に写しているらしいと教えてくれたからなのです。
人間でもできるのですから、骨の柔らかいホッケならもっと簡単なのでは? ただし、これは水産会社などに確認をとったものではなく、あくまで推察です。
A. しげ3さんから
骨まで開きになっているのは、「魚開き機」をつかったものだと思われす。
どこの会社で作っているかはわかりませんが、魚を左右にローラーがついた機械に入れると、ローラーの中央についたカッターが魚を開いてゆくという機械です。洗車機の中央部分に垂直にのこぎりがついているというイメージです。
★柴犬さんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。
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