Q. やまおさんからの疑問
ズボンのポケットの中の小さなポケットは、何のためにあるのでしょうか?
こんなものじゃまです。何の役にも立っていません。さらに、生地・糸・手間のムダです。世界中で大量のズボンが生産されていて、そのムダは半端ではありません。かりに、存在理由があったとしても、もうこんなものやめてください。
★ジーンズなどでよくありますね。
もしかしたら、予想もしないような存在理由があるのかも!?(星田)
A. morishinさんから
ポケット内の小さなポケットの存在理由はわかりませんが、私は非常に重宝して使っています。
小銭や車のキーなどのすこし重量がある小物を入れます。普通のポケットにそのまま入れるとモモあたりでふくらんでみっともないし、取り出すときも浅いのですぐに取り出せます。電車の切符や眼鏡ふきの小さなクロスを入れることもあります。小物を入れておくにはたいへん便利です。
私はこのポケットの付いているズボンを選んで買います。普通は右だけについていますが、注文服のときは両方につけてもらいます。同じ理由で上着もポケット内小ポケットのあるものを選んでいます。
A. Kazuさんから
ポッケの中についている、小さなポッケですが、なぜついているのかはわかりませんが、僕は使ってますよ。僕にとっては便利ですね。
僕はいつでも指輪をしてるのですが、たまに手を洗ったり、食器を洗ったり、指輪が邪魔になったときなど、はずさないといけないときにいつもその小さなポケットにいれてますね。大きい方だとおちてしまったり、他のものを大きい方に入れたりするから小さい方に入れたほうが便利ですよ。
A. 麻生有美さんから
元々は、共布を付けてただけだったのですが。ついでに、周りを縫えば、ポケットになるということで、はじめたものです。
ポケットとして付き出してからの利用法としては、小銭入れですね。
スカートの場合、共切れは、ほとんど、すその方についてます、最近は、ウエストのあたりに付けてるようです、スカートの場合小銭を入れるとスカートがずれ落ちてしまうので、普通入れませんが、小さいポケットあった方がよくないですか? 切符を入れたり、便利に使えると思いますが?
A. うげさんから
ジーンズを履き始めたとき、私も同様の疑問を持ち、父に聞いたことがありました。その時の父の回答は……、
「ジーンズはアメリカの開拓者達が履き始めたもので、開拓者達は切り開いた土地に蒔く穀物の種を持ち歩いていた。普通にポケットに入れていたのでは取り出しにくいし、 他の入れたものとごっちゃになってしまう。そこで、ポケットの中にもう1つ種を入れるためのポケットを作った。現代では小ポケットがついてないジーンズも沢山あるわけで、付けているのはデザイン的な関係ではないか」
ということでした。
A. 柴犬さんから
ジーンズの小さいポケットは、「ウォッチポケット」といいます。懐中時計をその専用ポケットに入れていたのです。現在では、腕時計の普及と性能の向上で壊れにくくなったため、「ウォッチポケット」として使用することは皆無に等しくなりました。近年では小銭入れとして使用されるようになり、「コインポケット」と名前を変えています。
しかし、ジーンズの場合は、「コインポケット」としてではなく、ジッポライターを入れるポケットして使用されることが多いようです。普通のスラックスなどの内ポケットとして取り付けられるのは、普通にポケットの中に小銭を入れるとばらつきやすく、ジャラジャラ煩わしい、ポケットに穴が開きやすいなどのことを配慮して、コインポケットを取り付けているのでしょう。
実際、私は、ジーンズの小ポケットにはジッポライター。スラックスの小ポケットには小銭を入れています。
A. 毛津亜留人さんから
ズボンのどのポケットを指しておられるのか文面ではよく判りませんが、ズボンの左右の脇ポケットなら十分にその用を達していると思います。
多分、右についていると思われるポケットの中の小さいポケット(しのびポケット)のことなら、小額のコインを入れるのに便利です。
尻ポケットは財布をしまうと擦られやすいなど、おっしゃるようにあまり用をなしませんが、私の場合それでも仕舞う場所がなくて仕方なく利用する場合も生じます。
洋服屋はお客の使い勝手を考えてそれなりに工夫をしているのです。
A. しげ3さんから
ズボンの小さなポケット(たぶん右側のもの)ですが、一般的にコインポケットと呼ばれるものです。
ふだん財布を持っていれば、使うことはないのでしょうが、財布を持たない場合、小銭がジャラジャラしないように入れておくのに使います。マネークリップに札をはさんで、小銭はコインポケット。映画とかでときどきありますね。
たぶん、チップとかをスマートに出せるようにポケットの中に入っているのではないでしょうか。
A. うめねずさんから
その小さなポケットは主に右ポケットの少し中、上にはみ出した形でくっ付いていますが、それは懐中時計をしまう為のポケットです。通称「時計隠し」と言われているらしいです(未確認)。
確かに、腕時計利用者が殆どである現在の日本においては不要であり、邪魔なものに感じられるでしょうが、懐中時計愛用者である私にとっては非常に便利なポケットなのです。
A. SZLさんから
異議アリ!! 一年中ジーンズで動き回っている私は、アレが無いと大変困ってしまうのです。
すぐに必要になるのがわかっているものを、一時的に入れておくのに大変便利。自転車のキー、コインロッカーのキー、鉄道の切符等、必要なときにすぐに取り出さなければならず、なおかつ他のもので代用の利かない小物を、必ずあのポケットに収める習慣をつけておくと、全身のポケットを何度もまさぐって探し物をする必要はくなります。
PCのクリップボード的な使い方ですね。収納したものの数は増えませんから、一度ずつのカット&ペーストしか出来ませんが(笑)。
あのポケットは
すこぶる便利です。いや、ホントに。
A. ぷちこさんから
前にどこかで読んだことがあるのですが、あれは元々ZIPPOを入れるためにつけたポケットで、それがずっと残り続けているそうです。
そのことを知って以来、あそこにZIPPOを入れてる人を探しているのですが、見たことありません。
A. ハムニさんから
これはウォッチポケット(もしくはコインポケット)の事なのでは? 名前のとおり、懐中時計や小銭を入れるためのポケットで、昔はきちんとそのために使われていたようです。今ではおそらく装飾的要素が強いのだとは思います。 しかし、今でも、たとえば、
「ブルージーンズを名乗る為にはファイブポケット(前後4つのポケット+ウォッチポケット)が必要」
と言う人がいるぐらいですから、伝統を踏襲した正統派を名乗るためには、必要なのかもしれません。特にスーツ系統ではこの手の話が多いでしょうね。
A. ごまさばさんから
やまおさん、何だかお怒りのようですね。
不必要な機能をつけて生地や生産性の無駄だとお考えなのでしょう。確かに使わない人には腹立たしいのかもしれませんが、何か理由があって存在しているのだと思います。
あれは、ジッポライターを入れるポケットだと思ってます。そう信じて疑いもしてませんでした。
もともとGパンは作業着で、アメリカ西海岸のゴールドラッシュのとき、大勢の人がはいていたようです。
川に入り、手足を水浸しにしながら砂金を採取して、「さーて一服」ってときに濡れた手をポケットの奥に突っ込んで、濡れているかも知れないジッポライターをとる。結局火がつかない。そうならないために、ジッポライターが濡れにくく、そして取り出しやすいようなポケットができたのではないかと勝手に思っていました。たとえば、車を洗ってるときなど、外で作業しているときは、重宝してますよ。
それと、デザイン的なものもあると思います。あそこにあのポケットがないGパンって何か物足りないと思いませんか?
また、生地の無駄とありましたが、あれは、すそ合わせしたあとのキレッパシでも充分できると思います。実際は、すそ合わせ後のものなんか使わないでしょうけど……。多分キレッパシを使ってるんですよ。
これが正解かどうかわかりませんが、もっと便利に使えるように考えたらいかがでしょう。使おうとしないから無駄だと感じるんです。何か理由があって存在しているのです。「あるもの」を有効に使おうと考えればよいと思います。
私は、今はタバコは吸いませんが、以前はジッポを入れていました。せこい話ですが、今は、1円玉4枚と5円玉1枚入れています、レジで端数にすぐ対応できるように。これがまた便利なんです!
★Sai-ryuさん、ごんにゃんさん、洞窟ピングーさん、Kodamaさん、柚さん、ぽん2さん、KS奇跡さん、ベスタさん、Picorinさん、織田信長さん、めざましさん、こまったちゃんさん、だいてんさん、AssassiNさん、奈良県民さん、やまかずさん、kiyoshiさん、かえでさん、yunさん、Matthewさん、ローレルさん、Julianさん、
他のみなさんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。
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