--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.289 (2003.07.28)

Q. さとちゃんからの疑問

 そうめんをゆでるときに気がつくんですが、白い麺の中に、色の付いたもの
が2〜3本入っていることがあります。
 これは何のために入れているのでしょう?


A. 麻生有美さんから

 何本かごとに、一本づつ入っていることがあります。
 麺の本数を数えるためというのが、後からできた説なんですが、色違いの麺が入っていると、子どもが喜ぶからなんですね。
 実は、最初は、冷や麦に入っていたそうです。
 冷や麦とそうめんの違いは、麺の太さだけなので、冷や麦とそうめんを区別するため、冷や麦だけに入れられたようです。
 それが評判がよかったので、そうめんにも入れられるようになったということです。
 ちなみに、赤い色は紅花から、緑色はほうれん草から、黄色は卵から、と食べられる物を使って色が付けられています。

A. トモーキーさんから

 先日、朝のニュースでやっていたので、聞きかじりですが、お答えいたします。
 色付き麺は、もともと、その太さを冷や麦と判別するため、冷や麦の方に入れられていたらしいです。でもJIS規格で、

 太さ直径1.3mm未満がそうめん
 太さ直径1.3mm以上〜1.7o未満は冷や麦
 太さ直径1.7mm以上はうどん

と決められたため、あまり役目を果たさなくなっちゃいます。でも、冷や麦に入れていた色付き麺が子どもに人気を博し、そうめんの方にも入れられるようになったそうです。
 ちなみに色付き麺の色は、自然の食材を使って染色しているそうです。
 大体こんな感じだったように記憶しています。

ごまさばさんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。