Q. ごまさばさんからの疑問
シシャモといえば、通常「子持ちシシャモ」を連想しますが、オスはどうしてるんでしょうか?
漁師さんはメスだけ、しかも卵を持ってるメスだけを選んで漁をしているわけないですよね?
つかまえたオスや、子を持たないメスはどんなカッコウをして、そしてその行方はどうなっているのでしょうか?
子持ちシシャモの卵だけを取ってみると、なんとも細長い魚になってしまいますが……。形よりもオスの行方が気になります。
★オスは、海に捨てられるのだ――と聞いたことがありますが……。(星田)
A. narさんから
オスは捨てられていないです(たぶん)。オスはオスとして売られています(メスより安いけど)。身はメスよりも旨いです。
蛇足ですが、本物の柳葉魚って高いんですよ。取れないから。
A. ぼのぼのさんから
この疑問に正確に答えられるわけではないのですが、この疑問そのものに大変驚きました。これはオスが売られていないということですよね。
これは地方によって回答が違ってくると思いましたので、参考までに、北海道ではふつうにスーパーで売られています。オスよりメスの方が高価で、オスメス混ざって売られていることもあります。
冷凍ものは庶民の魚のイメージですが、地物は特大のメスですと1串(10匹)1500円以上したと思います。
A. 柳沢さんから
私が、聞いたところによると、オスは、卵を入れられてメスといっしょに売られていることがあるそうです(そのタマゴはどこから来るのだろう?)。
ちなみに、本物のシシャモはとても高価なのだそうです。
A. appoさんから
最近多く見かけるカペリン(北欧で取れるシシャモに似た魚)もシシャモもオスだけで出荷している例がありますが、やはりメス(子持ちシシャモ)より市場価格は格段に落ちます(半分くらいと聞いています)。
どちらもオスでもメスなみに大きくて肉があり、かなりおいしいのですけれど……。燻製にしてみるとさらに引き立ちます。
A. 拓哉Vさんから
普通に食べますよ。
北海道ではメスは高く、オスは安く売られていますが、フライなどにするとおいしいです。
A. Jesusさんから
シシャモのオスは、魚の養殖用の飼料や、農業用の肥料などに利用されるみたいです。
A. あいさくさんから
多くの人が知っている「シシャモ」はそのほとんどが「シシャモ」ではなく、「カラフトシシャモ」という全く別の種です。ノルウェーなどの北欧からメスだけを日本に輸入して売られていて、オスは現地で肥料や魚の餌に加工されているそうです。
そして、本物の「シシャモ」は日本固有種で、サケ科キュウリウオ目に属しています。秋に北海道で獲れ、オス、メス両方売られていますが、値段はやはりメスの方が高いです。
「シシャモ」の語源はアイヌ語で「柳の葉」を意味する「しゅしゅはむ」が「シシャモ」になったという説が有力です。
A. めだかさんから
シシャモ産地のメッカ北海道日高支庁で育ちました。
シシャモのオスは、どうしてるか? ズバリ「食べます」。
好き嫌いはあるかと思いますが、オスは脂がのっていて「こってり」とした感じです。是非ご賞味あれ。
A. 韋駄天さんから
シシャモのオスは北の方ではおいしく食べられています。
私たち自身も普段食べていると思いますよ。それは、オスのお腹の中に卵を詰めうという加工をして、売られているものがあるからです。
A. たなべさんから
オスのシシャモも食用として売られています。卵に栄養を渡す必要が無いので、メスよりもおいしいと言われてます。自然食にこだわった店や生協などでは以前から販売されていました。
まだ珍しいようですが、最近大手スーパーでも見かけるようになってきました。
A. 雪風さんから
オスのシシャモですが、普通に食べられています。単に「子持ちシシャモ」よりも一般では人気がないため流通しにくくあまり目にしないだけではないでしょうか?
ちなみに、現在流通しているほとんどのシシャモは「キャペリン(別名:カラフトシシャモ)」というロシアや北欧などから輸入された魚です。
★とんちゃん、餃子さん、ショコラ-Bさん、ミネルワの梟さんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。
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