Q. きみこさんからの疑問
もうすぐ年が明けます。年賀状を書く頃になっていつも思い出すのが、高校の英語の先生のお話……。
その先生は、
「『A HAPPY NEW YEAR』の『A』は、つけないんだ」
と言ってました。でも、送られてくる年賀状の多くに、「A」を発見します。インターネット上の年賀状素材集でも、すべてと言っていいくらい「A」があります。先生が言われたことは、ウソなのでしょうか?
A. にっくさんから
「A HAPPY NEW
YEAR」というのは、もともと
「We wish you a merry Christmas and a happy New Year.」
(クリスマスおめでとう、そしてよいお年を。)
の後半部分からとったものではないのでしょうか。この場合には、andによって「I
wish you」を省略した形になりますから、「a」が必要になってくるのだと思います。
年賀状のように新年の挨拶として使用する場合には、「Merry
Christmas!」や「Happy Birthday!」等と同様に「a」を付けずに「Happy
New Year」とするのだと思います。
英語圏の友人がいないので、はっきりとしたことはわからないのですが。
A. Tomonkyさんから
「A Happy New Year!」の「A」は、英語の先生に聞いたのですが、「Happy」ではなく「Year」にかかるので、「A」は必要とのことでした。
英語圏は、異文化なので、「A boy」とかに何故「A」が必要なのかと聞かれても答えられません。
A. ひさたむさんから
本当は、
「Have a happy new year!!]
と言うべきところなのでしょう。ですから、「a」がいらないというよりもむしろ、「have」を付けるべきということではないかと思うのですが……。
A. Katieさんから
先生のおっしゃったことはウソではありません(^^)
たとえば、カードなんかで、
「I wish you a merry Christmas(a happy new year). 」
と書いてあったら、この「a」は、
「(これからやって来るであろう)数ある幸せな新年のうちのひとつ」
という意味を持った冠詞というものです。
対して、「あけましておめでとう!」のような口語・呼びかけの意味では、冠詞「a」はつけません。「HAPPY
BIRTHDAY!」や「MERRY CHRISTMAS!」のような挨拶もありますよね。
しかし、これを考えたときに必ず、「なぜ口語だと冠詞をつけないの?」という疑問が私の中でふくらんでおりますが……。
★hideさん、やまおさん、どらさんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。
|