Q. こころさんからの疑問
年賀はがきに関する疑問なんです。
いつまでという、はっきりした確信はないのですが、お正月の始めに届く年賀はがきには、消印が押されていませんよね(昔は押してあったような気がします)。こんなんで困らないのでしょうか?
消印が押されていないということは、そのはがきの切手部分は「未使用」という認識なのですが……、そのあたりはどうなっているんでしょうか?
極端な話、届いた年賀状を郵便局に持って行き、手数料さえ払えば、新しいはがきと交換してもらえることになります。お得ですよね? 逆に、こんなことを大勢でやられると、郵便局は大損になります。
もしかして、使用、未使用を見破る裏技を、郵便局は持っているのでしょうか?
A. Jesusさんから
年賀はがきに消印されていない理由ですが、調べてみたところ短期間に大量の手紙を届けなければいけないために時間がない。というのが大きな理由みたいです。
A. N.N.さんから
確か、見えない塗料(?)で印(バーコードのような縞々)を付けていたと思います。消印が押してあるはがきや封筒なんかにも付いていますよ。
紫外線を当てると浮き上がるので、曇りの日なんかには見えることもあります。すこし自信がないのですが……、試してみてください。
★本当? それは、知らなかった!(星田)
A. タガさんから
前にテレビで放送していましたが、実は郵便物の仕分って機械が行なっていて、郵便物には目に見えないバーコードを印刷しています。住所や郵便番号を機械が読み取って、それをバーコードに変換して、特殊インクで郵便物に塗っているのです。多分年賀ハガキにも塗られているのではないでしょうか。目には見えませんが……。
だから使用済みのハガキを持って行って、もしこの機械にでもかけられたら、それこそ詐欺罪でつかまってしまうかもしれません……。だから、消印あるなしの判断はあまり意味がないかもしれません。
A. ルネぞうさんから
配達された年賀状(はがき)には、目に見えない特殊インクで宛先を示すバーコードがつけられています。これはブラックライト(紫外線灯)で光りますので、すぐに見分けがつきます。
それに、同じ宛先のはがきをたくさん持ってこられたら普通断りますよね。書き損じでもないのに。ほかの郵便局を転々とするなら可能かもしれませんが、人件費を考えるとちっとも得した気分になりません。
★なるほど、だから、消印はなくても、未使用か使用済みかは分かるんだ。(星田)
A. なぞなぞすき^^;さんから
まず、消印については、見栄えと手間の関係でしょうか、押されなくなりました。以前は三が日を過ぎたあたりからは通常の郵便と同じく消印されたようですが、最近は遅くに出しても消印しないみたいですね。
さて、消印がないからといっても「未使用」とは言えません。定形郵便物は全て(かな?)区分機を通ります。その際、受付局と配達局を示すバーコードが密かに印刷されます。これは紫外線、いわゆるブラックライトに反応します。ブラックライトがなくても、お天気のいい日に戸外でお日さまに当て、斜めに見てみると薄いバーコードが見えると思います。このバーコードで、「配達された郵便物」であるとわかります。
A. Mr.Mさんから
この疑問に関して、「おいでやす けしいんのページへ」というサイトに詳しく書かれていました。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~keshiin/index5.htm
★上記のサイトを運営されている方に転載のご承諾を得ましたので、紹介させていただきます。(星田)
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通常の年賀はがきには、なぜ消印をしないのでしょうか
最近、通常はがきの年賀状には、殆ど消印が押されていませんが、これはどうしてでしょうか?
私製葉書の年賀状ですと、100%押してありますね。
実は、普通の年賀はがきは、発売時に、すでに「消印」されているのです。
と言うと、「そんな馬鹿な」と思われるでしょうが、表面の料額印面、いわゆる料金が書かれた場所の下に、「年賀」と印刷された模様がありますね。その模様が「消印」に相当するのです。
つまり、
「年賀特別取扱期間内に、年賀状として差し出された郵便物(通常葉書に限る)は、すでに消印された物とみなし、取り扱う」
という「約款」により、消印を省略することができるのです。
しかし、あくまでも「することがあります。」であって、「します。」ではないことに留意してください。ですから、特に局(干支に因んだ名前の局など)に依頼すれば、普通の年賀葉書でも消印してもらえます。
また、年賀取扱期間中でも、年賀状としない年賀葉書には、通常通り消印が押されることになります。但しこの場合、「年賀」の表示を「×」で消す必要があります。
また、期間経過後(29日以後です)においても、1月7日までは年賀取扱期間中と同じように、消印が省略されます。
参考
【内国郵便約款第49条】 (切手類の消印)
郵便に関する料金の支払いのために使用した郵便切手並びに郵便葉書及び郵便書簡の料額印面は、公社において、これを消印します。ただし、公社が別に定める場合は、この限りでありません。
(注)公社が別に定める場合は、年賀特別郵便の取扱いをする通常葉書及び12月29日から翌年1月7日までの間にその表面の見やすい所に「年賀」の文字を明瞭に朱記して差し出された通常葉書(「消印」の文字その他消印を要する旨を明瞭に記載した付せんを添えて差し出されたものを除きます。)の料額印面である場合とします。
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A. たかpさんから
年賀状の場合は、短期間に大量のはがきが届くので、局でも消印を押さないことがあります。年賀状の受付開始後すぐに出せば消印を押してくれることもありますが、遅くなればなるほど押さずに仕分けに回されます。年明け後は7日ぐらいまでは押さずに急いで届けられます。
では、その消印のない年賀状を交換してもらえるかですが、これはちょっと微妙。普段でしたら消印とは別に見えないインクでバーコードが印刷されますが、年賀状にも印刷されているかは手元にブラックライトがないのでわかりません。
仮に年賀状にも印刷されていれば、交換するときに窓口の人がブラックライトを当てれば使用済みであることが簡単にわかります。
★ごまさばさん、餡道なつ、勝一さん、るみさん、CXさん、kさん、ぽんたさん、こみゃんさんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。
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