Q. 椰子の実さんからの疑問
最近、友人から何気なく問われた疑問に答えられませんでした。以前、浦安
にあるテーマパークで仕事をしていたにもかかわらずです！
その疑問は……。
ミッキーマウスはペットとして犬を飼っています。ミッキーの友達にも犬がいると思うのですが、同じ犬でありながら、言葉が話せる犬と話せない犬との違いがあります。果たしてこの違いは何から来るのでしょうか？
ペットだからと答えておいたのですが……。
★ミッキーのペットの犬は「プルート」で、友達の犬は「グーフィー」です。「ペットという設定だからプルートは話せない」――これを超える回答が届くかどうか？ 楽しみです。（星田）
A. ふきちさんから
アンパンマンのジャムおじさんが飼っている犬「チーズ」も話せませんが、カバのカバオやウサギのうさお、りんごのリンゴちゃんは話せます。
ペットと共演者という区別があるのではないでしょうか？
A. しげ３さんから
グーフィーは擬人化された動物で、プルートは擬人化されていない（ペットの設定）からなのだと思います。
擬人化といえば、ベティブープ（マリリンモンローを漫画にしたようなキャラクター）も、最初は犬の擬人化されたもので、ベティの彼は犬（多少擬人化された）だったそうです。回を重ねる（年を追う）ごとに、ベティはどんどん人間に、彼はどんどん犬になっていったようです。詳しくは『ベティ・ブープ伝』という本があり、それに載っていました（何年も昔に出ていた文庫で、処分してしまったため、出版社等はわかりません）。
A. 広島のＱちゃんから
ディズニーチャンネルで放送される番組『ディズニーパラダイス』の中で同様の問題を扱っていて、そこで「擬人化」について紹介されていました。
白い手袋をしている（ミッキー・ミニー、そして、グーフィー）、もしくは白い手（ドナルドやデイジー）をしているキャラクターは擬人化されているもので、そうでない手のキャラクター（プルート）は、擬人化されていないのだそうです。
つまり、プルートは擬人化されていないので話せない、グーフィーは擬人化されているので話せる、ということではないでしょうか。
ただし、白い手の法則はミッキーの仲間たちのみのようで、クララベルやピートは白い手袋をしていますが、長編映画に出てくるキャラクターは白い手袋をしていなくても擬人化されています（コメディではないので演出上当然とも言えますが）。
これにも例外はあって、ジミニー・クリケットはやはり白い手袋をしていますが、彼はタキシードを着ているのでどちらかというと衣装の一部かもしれません。おもしろいですね。
A. ムーさんから
質問の答えではありませんが、グーフィーとプルートの件ですが、小説の中にこんな表現がありました。
「哲学が好きなら、同じ犬なのにグーフィはしゃべれてプルートはしゃべれない
理由でもかんがえてろ。」
ジェイムズ・セイヤー著『地上５０ｍ/ｍの迎撃』 新潮文庫105ページ
★tohruさんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。
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