Q. みやりんさんからの疑問
このメルマガを読んでいる人って、多かれ少なかれ雑学好きだと思うのですが、私も雑学が大好きです。いくつもメルマガの配信を受けています。
また、私は、パズルが大好きで(特にクロスワード)、本屋に並んでいるクロスワードの雑誌を見ると、ついつい買ってしまっています。
しかし、当然、そのクロスワードを作っている人もいらっしゃるわけで、かなり大きなクロスワードもありますよね。あんな大きなクロスワードを作るのって大変だろうなとおもいます。どうやって作っているのでしょうか?
また、パズル作家のお仕事ってどんな感じなのでしょうか? 漠然とした疑問ですが、よろしくおねがいします。
★読者さんの中に、パズル作家さんはいらっしゃいませんか?(星田)
A. Julianさんから
新聞社に勤めています。以前、仕事で同じプロジェクトチームの同僚が毎週、夕刊に載せるためのクロスワードパズルを作っていました。
私も「みやりんさん」と同じ疑問を持ち、作り方を本人に聞くと、ちゃんとした「作り方のマニュアル」本を売っていて、それに沿って作れば、いくら大きなパズルでもできるそうです。実物も見せてもらいました。書名や著者名は残念ながら忘れてしまいましたが……。
ただ、出来不出来、傑作駄作は作製者の能力にもよるようです……。
A. きくちゃんから
数週間前の新聞にクロスワードパズル作家の人がでていました。
すでに手元にないので記憶だよりですが、「パソコンまかせ」と言っていました。辞書を引き引きやっているのではないということです。本人はほとんどタッチしていないような感じに私は受けとりました。
何も書いてありませんでしたが、プログラムはその作家が組んだのでしょう。辞書にでている単語を登録しておいて、一文字めが「S」、五文字めが「T」のものを……、というように一つずつ検索、確定していき、うまくつながらないときは一つ戻って……、というようになっているのではないでしょうか。
A. レコアさんから
日本が誇る世界的「パズル作家」、故芦ヶ原伸之氏をご紹介しますので、氏の著作やエッセイ、作品などにふれていただければ「パズル作家」とはどんなものかがご理解いただけるかと思います。
私は趣味でパズルを作ったりといたりしています。以前はその関係の仕事をしたりしていましたが、そのときも特にパズル作家を名乗っていたわけではありません。
パズルの愛好家たちは、今のところ、パズル雑誌等に投稿することによって自分の作品を発表するという活動がメインであると思われます。したがいまして、純粋にパズルのみで生計を立てている人というのは、かなりすくないでしょう。
参考までに、私のクロスワードパズル作成手順です。
1.全体の大きさを決める(11x15マス、15x15マスなど)
2.単語を書き込み、その前後を黒マスにする。
3.黒マスの配置を対称にしたいときは、対応するマスも黒マスにする。
4.黒マスの配置に制限があって(隣り合ってはいけない、盤を分断してはい
けないなど)それに引っかかるときは単語を変えたりして調整する
5.語頭に来ない字(「ン」、「ッ」、「ャ」、「ュ」、「ョ」、「ー」)の
左や上が黒マスや盤の端だったときは、その字の右または下を黒マスにし
ておく
6.4.と同じ
7.記入済みの単語に交叉する単語を入れる。−>2.〜6を繰り返す
どんなに大きいクロスワードでもこの繰り返しで作成できます。
なお、単語を埋めるときに必要な語彙に不安があるときには「豚辞書」というものがあります。インターネットでダウンロードできると思います。また、クロスワードの作り方を詳しく説明しているサイトもありますよ。
http://www.puzzle.gr.jp/
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