--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.373(2004.08.03)

Q. すみさんからの疑問

 以前に、暖房器具のない寒い部屋でテレビを見てたところ、天気予報が始まりました。その中で、
「気温は○度ですが、体感気温は△度くらいと予想されます。」
というコメントがありました。で、ふと、
「体感気温って、そもそも誰の体感なの??」
と気になってしまったのです。
 友人にその話をしたら、
「誰かが裸で百葉箱に入って計ってるんだよ」
という殴りたくなる回答が来ました(爆)。
 どなたか真実を知ってる方、わかりやすく教えてください。


A. 大堀さんから

 体感温度は温度・湿度・風速から計算で求めるもので、別に誰というものではないと思います。
 エクセルの関数をつかって計算できるようですよ。

最初に体感温度を定義するときには、どうしたのだろう……?(星田)

A. かついちさんから

 気象台の方が言うには、気温が25℃だとしても、風速が秒速1mにつ体感気温が1℃涼しく感じらしいです。
 もちろん気候・湿度の違いもも多少関係あると思いますが、一般的にはそう認識されています。
 しかし、25℃の気温で台風の風が25mだから0℃に感じることにはならないと思います(笑)。あくまで体感温度であって、キチンと数値化はされていないように感じます。

A. しげ3さんから

 体感気温は、風速が1m増すごとに1℃下がります。ですから、気温20度のときに風速が10mだと、体感気温は10℃となります。風が吹くと涼しく感じるということですね。
 また、体感気温は湿度にも影響され、湿度が20%下がると1℃下がります。これは、湿度が下がると体から出た汗が蒸発しやすくなり、体の熱を奪うためです。雨の降りそうなときに、湿度が高くなり、暖かく感じるということにも対応しているわけです。
 それと同じように服がぬれていたりした場合、体温を奪うので寒く感じます。

A. Picorinoさんから

 体感温度とは、文字通り人の体が感じる暖かさ寒さです。厳密な定義があるかどうかは知りませんが、風、湿度、輻射熱、が関係します。
 一般に、風速が1mあると1度下がり、湿度が20%下がると1度下がると言われています。
 輻射熱は太陽や地面などからの熱で、これについて数値的な目安はなさそうです。当然ながら、前述のもので体感が決まるわけではなく、着ているものが大きく影響します。つまり、体感温度とは、どのような服装をするべきかを決める指標と言えるでしょう。

A. ひろさんから

 ニューヨークの冬は寒いとよく聞きますが、私は更に北に600km、カナダのモントリオールに住んでいました。日本ではあまり聞かない体感温度、北米では寒くなると天気予報でよく聞きます。
「明日の気温は−10度、体感気温は−20から−30度でしょう」
と使います。ちなみに英語ではwind chillと言います。「風速冷却指数」とも言います。
 その算出方法は

  T(wc)=0.081 x (3.71 x √(V) + 5.81 - 0.25 x V) x (T - 91.4) + 91.4
    T(wc): 体感温度(華氏)、V: 風速(マイル/時)、T: 気温(華氏)

 式を良く見ると分かりますが、気温が華氏91.4度(摂氏33度)になるとどれだけ風が吹いても体感気温は変わらなくなります。ちなみに、私はこの式を見ても体感気温を計算する気になりません。
 夏は湿度が低いので気温の割りに暑く感じませんが、冬も気温の割りに寒く感じません。さすがに−10℃位だと寒いんですが、−5℃ではそれほどでもなく、0度では暖かいくらいに感じます。

A. ashi225さんから

 体感温度の測り方には「ミスナール法」と「リンケ法」の2種類あって、このうちのどちらかを使ってだしています。
 計算の方法は下の式です。

ミスナール体感温度(℃)=T−1/2.3×(T-10)×(0.8- H/100)
リンケ体感温度(℃)=T−4√V
                Tは気温(℃)、Hは湿度(%)、Vは風速(m/s)

 ミスナール法は無風状態での湿度による体感温度の変化を、リンケ法は湿度を考慮せずまた日射がない状態での体感温度の変化を数式化したものです。
 ミスナール法は主に蒸し暑さを表現する場合、リンケ法は寒さを表現する場合によく使われているそうです。

リンケの体感温度で計算すれば、風速1mの風が吹いている場合、4度低く感じることになりますね。(星田)

A. すみさんから

 私たちが感じる熱さ、寒さの感覚、すなわち体感は、温度、湿度、風速、放射熱の4温熱要素と作業強度、着衣量の体感者の2つの状況の計6つの要素によって決まります。
「人間が感じる体感の指標」として、有効温度、不快指数、作用温度などがあります。
 したがって、「有効温度」と「体感温度」は、完全なイコールではないようですが、「有効温度」を紹介したいと思います。
「ヤグロウの有効温度」が長いこと使われてきましたが、周壁の放射熱を考慮していないので、1971年以降は、新有効温度が主に用いられています。これは、軽装の椅子に座った人が、湿度50%、ほぼ無風状態の状況で何度に感じるかを基準としています。
 新有効温度図表ET*によって、乾球温度と湿球温度、相対湿度、絶対湿度のいずれかがわかれば、新有効温度すなわち、体感温度が読み取れるというものです。

aokiさん、菊千代さん、fukさんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。