--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.379(2004.08.26)

Q. BELLさんからの疑問

 アテネオリンピックのすばらしい熱戦! 水泳を見ていてふと思ったのですが、バタフライで泳ぐメリットって何なのでしょう?

  クロール……速い
  平泳ぎ………長く泳げる
  背泳…………息が楽

 古式泳法でも「鉄砲を濡らさない」とか「静かに泳げる」などそれぞれ思い当たるのですが、バタフライって一体……。


A. ミネルワの梟さんから

 私見になりますが、いわゆるバタフライに「特徴」はあっても、「メリット」
は存在しないと思います。そのバタフライの特徴とは「平泳ぎより速い」です。
 1928年アムステルダム五輪で、オランダ(だったと思いますが記憶がはっき
りしません)のラーデマッヒェルという選手が、平泳ぎの変形としてバタフラ
イで泳ぎました。
 この新しい泳ぎ方は従来の平泳ぎよりも速かったので、紆余曲折の末、1956
年のメルボルン五輪から正式種目に採用されました。
 自分は中学の体育で、どうしても平泳ぎがバタフライになってしまった記憶
がありますが、もともと同じようなものだったわけです。

A. やまおさんから

 答えは簡単です。
 バタフライは、水泳が苦手な私の経験からですが、他の種目に比べて、泳法をマスターするのが簡単なのです。
 泳ぎが苦手な人でも、水泳を楽しむことができます。それが、メリットです。

そ、そうなのですか! 本当かなぁ?
 泳ぎがまったく駄目な私にとっては、とてもバタフライが簡単には思えません。(星田)

A. ちゃうねん。さんから

 平泳ぎの欠点は、「戻しの動作で起きる水の抵抗によるロス」です。これをなくそうと考案されたのがバタフライです。というのは、昔は、平泳ぎの定義が「左右対称の動きで泳ぐ」ぐらいだったので、バタフライは、平泳ぎだったのです。

 手のロス → 水から出せばロスが無くなる

ということで今のバタフライに行き着き、結果、平泳ぎ競技でバタフライを使ったところぶっちぎりで優勝しました。あまりの差に抗議が起きたほどでした。
 そして、1956年のメルボルンオリンピックからは正式に独立種目として追加されることとなったそうです。
 ちなみに、1954年、頃長沢二郎(平泳ぎ選手)が膝の故障によりカエル足が困難になったためドルフィンキックを取り入れ、その後の改良で現代バタフライのドルフィンキック(1ストローク2キック)を完成させたといわれています(ドルフィンキックはその前から考案はされていましたが使われることはすくなかった)。
 バタフライのメリットは、

 普通の平泳ぎよりも、水の抵抗によるロスがすくない→平泳ぎよりも速い

です。
 競技が独立種目になった時点でメリットはなくなったとも取れますが、出発点は上記ですよね。バタフライは平泳ぎの一種だったのですから。平泳ぎがある以上、バタフライは平泳ぎに対してメリットがあるのです。
 人間の探求力ってすばらしいですね。水泳はまだ進化する余地があるのではないでしょうか。

A. maroさんから

 バタフライで泳ぐメリットは……、

その1:波をかいくぐる。
 私は「水泳をしない人」なので、正確な話ではありませんが……。古式泳法にバタフライと同様の泳ぎ方があって、目的地に向かって正面を向き、立ち向かってくる波を、潜るようにしてかわしながら、最短コースを泳いでいく方法ということで、あの「上下運動」となったそうです。

その2:平泳ぎより早い。
 オリンピック種目の「平泳ぎ」は、その昔「左右対称の泳法」というルールだったそうで、1928年アムステルダム大会の「平泳ぎ」種目で、「左右対称の泳法=バタフライ」で泳いだ選手がいたそうです。もちろん平泳ぎよりも速く、後に真似をする選手が続出。1956年メルボルン大会から、別種目になった――と、★雑木話★の第一段に載っていました。
 ちなみに、アムステルダム大会で「初めてバタフライを披露した」選手は、決勝で日本の鶴田選手に敗れ、銀メダルとなったそうです。

なるほど、「波をかいくぐる」ですか!(星田)

A. とんとんさんから

 そのむかし、競泳の種目では「自由形」「平泳ぎ」「背泳ぎ」の3種類で、平泳ぎは「左右対称の動きで泳ぐ」、背泳ぎは「上を向いて泳ぐ」というルールだったようです。
 平泳ぎは抵抗が大きいので、すこしでも速く泳ごうといろいろな工夫がされてきました。その一つは「潜水泳法」で、もぐってしまえば造波抵抗と言われる抵抗がないためかなり速く泳げます。50mもぐって泳ぎ、ターンのときに息継ぎをして、また50mもぐって帰る、みたいな選手もいたようです。
 それでは観客にとっておもしろくないと思われたのかどうか知りませんが、今では潜水泳法は禁止され、平泳ぎでは頭が水没してはいけない、と言うルールになったこともあるようです。
 現在では、一かきの間に一回は水面上に頭を出さなくてはならない、というようなルールになっていると思います。
 潜水泳法以外で工夫されたのが「バタフライ」です。その後、あまりに泳法が違うからなのか、いまでは独立した種目になっています。
 結論、バタフライのメリットは、「左右対称の動きで速く泳げる」ということになりますね。

A. 凸ポンさんから

 バタフライは完全に競技用の泳法のようですよ。つまり、速く泳げる平泳ぎとして開発されました。
 競技ではそれぞれの泳法が定義されていますが(当然ですよね。平泳ぎ種目をクロールで出場するわけにはいきません)、昔は左右対称であることとカエル足なら平泳ぎだったらしいです。
 そのため、水中で腕を戻すより、空中で戻した方が抵抗はすくないだろうという発想でうまれたのが「バタフライ」らしいのです。
 オリンピック等では、バタフライが記録上位を独占するようになってしまったため、「バタフライ」を独立させたようです。

完全に競技用の泳法! それなら納得だ。(星田)

みやびさん、しげ3さん、Millさん、glucoseさん、fukさん、2332番さん、トンビーさん、はれたそらのんちんさん、sejiさん、音橋彼哉さん、ひいろさん、ぬらりひょんさん、タリーさんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。