Q. 年賀状ネタ探し中さんからの疑問
来年の年賀状のためのネタを探しているのですが、理想としては水につけると文字が浮かび上がる年賀状を作りたいんです。
とある神社ではそのようなおみくじがあるのですが、あれは我々一般人でも作れるものなのでしょうか?
原理をご存知の方、どうかお教えください。
A. 麻生有美さんから
水につけて……ということなら、吸い取り紙をハガキにしますか? ハガキに、水溶性の紙を張るのはどうでしょう?
ハガキの裏面に、蝋を塗って、浮き出させたい文字を削るようにしてみたら?
A. なぞなぞすき^^;さんから
昔、子どもの頃、雑貨屋でくじをひく時のことを思い出しました^^。
舐めると文字が浮かび上がってくる……、あれは明礬(みょうばん)で文字を書いてたと思います。「スカ」の連続^^! あれは、水増ししてたにちがい
ない!!
ほかにやるとなると加水分解するもの……。むずかしいなぁ……。油分で書いておいて水をはじくようにするのがいちばん簡単かな??
A. ヨケさんから
普通のはがきに文字を普通に書いたあと、半紙のような紙をその上に何枚も重ねて貼ったらどうかな? 水につけたら半紙が透けて下の文字が見えるようにならないかな?
似たような話が某推理コミックに載ってました。
A. トモゾウさんから
水につけたら浮かび上がるおみくじというのは、岡山県の最上稲荷にあります。浮かび上がるまでかなり時間がかかります。文字の部分が黒ずんだ形で現れます。
確かな原理はわかりませんが、同じような効果を表す方法としては、ロウを溶かして筆書きすると同じような効果が得られます。
ただしこの場合は、かなり薄く塗らないと周りの紙との光沢の違いから、中身が事前にわかる可能性があります。
基本的には、撥水効果を利用しているのではないかと思いますので、ロウにかぎらずそのような効果を持ち液体として乾くと透明なものを探せば作れると思います。
A. 如熊夢さんから
質問中で例にあがったおみくじはどうやら「水出し印刷(アクアフィック)」という印刷法で作られているようです。
あいにく原理の説明は見つからなかったため、あくまで素人の推論なのですが、おそらく色素と発色剤がバラバラの状態で入った特殊インクが用いられていて、水分の仲立ちで両者の分子が結合・発色するのではないでしょうか?
ちなみに一般向けとしては 株式会社サンコウパーツさんから「水出しペン」なるものが販売されています。
しかし、なぜか製品紹介では、
「書いた所を水で濡らすと、書いたものが消える」
と
意味が正反対の説明文が付けられていますが……。
★該当のページを見ましたが、これはきっと、
「書いた所を水で濡らすと、書いたものが現れる」
のまちがいでしょうね。
このペンを使えば、不思議な年賀状が書けますね。(星田)
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