--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.415(2005.02.03)

Q. 鰻田社会科雄さんからの疑問

 アメリカのニューヨークにある、「自由の女神」には名前があるのでしょうか?
 ギリシャ神話の女神様には、「アテナ」とか「アフロディーティ」とかの名前がありますし、日本神話の女神様なら「アマテラスオオミカミ」とかの名前があります。
 では、「自由の女神」はなんという名前の女神様なのでしょうか。

アメリカ横断ウルトラクイズの東京ドーム第1問にもってこいの疑問ですね。すでに出題されていたりして……。
 ついでに、自由の女神像に登った経験のある方、ぜひ、その雰囲気をレポートしてください。(星田)


A. ヒカルさんから

 自由の女神の名前は「リーベリタス」と、いうらしいです。
 でも自信ないです。いいかげんでごめんなさい……。

A. ポポンさんから

 自由の女神の名前……、それは分かりません(笑)。
 ただ、自由の女神のモデルは、それを製作した彫刻家パルソルディの母親です。ですので、
 自由の女神のモデルの名前=彫刻家パルソルディの母親の名前ということになります。

A. 麻生有美さんから

 像は、バルトルディの母親をモデルにしたものということで、特定の女神ではないいようです。
 中山エミリも、似合っているような?

A. フリスコノリコさんから

 英語で自由の女神は、“the Statue of Liberty”で「女神」という言葉を使いません。私も答えが知りたくて、いろいろ調べてみましたが見つかりませんでした。
 ちなみに、像の正式な名前は、“Liberty Enlightening the World”ということです。
 その後、答えがみつかりました。
 自由の女神の名前は、コロンビアでした。夫に聞いたら知っていました。すぐそこに答えがあったのです。それでコロンビア映画会社のロゴは、自由の女神なんだそうです。疑うわけでは、ありませんがColumbia, Statue of Libertyでアメリカのグ
ーグル検索をしてみました。やはりコロンビアでした。でも由来については、様々でインディアンのプリンセスの名前からとったとかアメリカを発見したコロンバスの女性版の名前とかが考えられるそうです。
 この角度から調べていたらおもしろい答えがでてきました。Statueof Liberty
のまたの名は、あまり使われませんがLady Freedom, Goddess of Liberty
とかGoddess of Freedomで、まさに日本語の自由の女神でした。

A. ひいろさんから

 フランスには、フランス革命の時からフランス国家を象徴するシンボルとして使用されている「フリジア帽をかぶった女性像」があります。これがいわゆる「自由の女神」と呼ばれているもので、国璽(国家の象徴としての印。もちろん日本にもあります)やコインの図柄に使用されています。このフランスの自由の女神には名前があり、「マリアンヌ」と呼ばれています。
 ニューヨークの自由の女神像は、独立100周年のときに、フランスから友情の証としてアメリカに送られた、フランスの象徴である自由の女神をかたどった像です。
 ちなみにこの像の作者はバルトルディという彫刻家で、女神像の顔のモデルは自分の母親と言われています。
 右手に松明を大きく掲げているポーズは、1851年にフランスで起こった民衆暴動の時に、松明を片手に民衆の先頭に立って軍隊に突入して命を落とした、ある無名の少女の姿から取られたそうです。
 あと補足ですが、ニューヨークの自由の女神の、像そのものの正式名称は「Liberty Enlightening the World」(世界を照らす自由像)といいます。

A. うにうにさんから

 自由の女神の礎石に、Emma Lazarusという人が読んだ“The New Colossus”というソネット(14行詩)が刻まれていますが、この中では、

 A mighty woman with a torch, whose flame
 Is the imprisoned lightning, and her name
 Mother of Exiles.

とうたわれています。
 したがって、名前は“Mother of Exiles”(直訳すれば「亡命者たちの母」)となります。一般的な名称というよりは、詩人がこの詩の中でそう名付けた呼び名と考えた方がよいかも知れません。「亡命者たち」とは、自由を求めて新大陸に渡ってきた人々を指すのでしょう。

A. ゆさんから

 自由の女神の名前ですが、
「LIBERTAS(リベルタス、リーベリタス、リーベルタースetc...)」
というそうです。
 ただし、正確にはNYにある自由の女神個人(?)の名前が「LIBERTAS」ということではないようです。
「LIBERTAS」とは元々ラテン語で「自由」を指す女性名詞で、固有名詞として使う場合には「自由の女神(NYにある像のことではなく、存在としての女神)」を指します。また、英語の「Liberty(自由)」の語源ともなっています。
 NYの自由の女神はこの「LIBERTAS」の像なので、「名前は?」と聞かれると「LIBERTAS」となります。
 日本で言えば「大仏様」「お釈迦様」みたいなイメージでしょうか……?
 少々わかりづらいですが、NYの自由の女神像は固有の存在ではなく一般的な「自由の女神」像のひとつであり、自由の女神はLIBERTASという名前である、ということのようです。

A. ここじめて!さんから

 自由の女神像に登った感想です。
 階段で頭の所まで行くのに結構登った記憶があります。上に行くにつれて、階段も狭くなります。
 その場所は、自分が勝手に想像していたものよりものすごく狭く、初めソフトクリームのところに来てしまった!?かと思ったぐらいでした。

やっと、経験者からメールが届きました。
 自由の女神に登った経験をお持ちの方、どんな感じか教えてください!(星田)

A. けんさんから

 ずいぶん前のことですが、15年ほど前に上りましたので記憶をたどって書かせていただきます。 
 台座の部分に入り口があり、足の部分まではエレベータ(エスカレータ?)で上がれます。 
 台座の内部は、ちょっとした資料館になっていまして、建造に関する資料なんかが見れます。
 階段は途中までは広いのですが、ある部分から急に螺旋階段になります。私は高所恐怖症なので……。
 そして頂上部分、いちばん高い部分は女神の頭の冠の部分で、そこが窓になっているので外を見ることができます。内部にあるのは吊るされた裸電球のみですね。写真があれば投稿したいですが……。

この前知ったのですが、「自由の女神」って、世界遺産らしいですね。(星田)

A.現在、調査中です。情報ください。 [メール]