Q. ぶんちゃんからの疑問
星田さんは奈良県にお住まいだそうですから、もしかしたら答えを知っているかもしれません。奈良公園のシカについての疑問です。
私は大阪に住んでいますが、先日、久しぶりに奈良公園に行きました。「鹿の角切り」行事もやっていました。
子どもが喜ぶので、「シカせんべい」を買いました。買ったとたんに、シカが数頭寄ってきて、子どもはおびえてしまいました。
あれ、不思議ですね。店に置いてあるシカせんべいには近寄らず、購入後のシカせんべいには直ちに反応するのです。一体、どのような教育がされているのでしょうか?
★奈良県民には当然の現象ですが、確かに、不思議ですね。
私は、奈良公園に近い大学に通っていましたので、シカに関するエピソードならた〜くさん知っています。
先輩が運転する車に便乗していたとき、飛び出してきたシカにぶつかったことがあります。(星田)
A. ごんたさんから
鹿が買ったせんべいにしか反応しないというのは、鹿がせんべいでなく、買った人に反応しているのではないのでしょうか?
買った人は当然ですがそれを鹿にあげようと鹿を見ます。鹿と目が合ったときに鹿は、
「この人は餌をくれるんだ」
と思って近寄って来るのだと思います。一頭が近付けば他の鹿も、餌がもらえると連鎖反応して寄って来るのかと……。
★なるほど……。
しかし、彼らは、目を合わさなくても近寄ってくるんですよ。
さらなる回答をお待ちしています。(星田)
A. どてさんから
これ、鹿せんべい売ってるおばちゃんから聞きました。
鹿はお客に渡されたせんべいしか食べちゃだめ、としつけられているからだそうです。
おばちゃんと鹿の動きを観察すると、鹿はせんべいがおばちゃんの手から離れる瞬間をじ〜っと狙っているように見えます。
追伸>おばちゃんから話を聞いているときも、「商品」にクンクンしようとしたシカくん、容赦なく顔をひっぱたたかれていました。^^);
A. やまおさんから
奈良公園のシカは、店にあるシカせんべいも食べたくなります。しかし、シカが店にあるシカせんべいを食べに来たら店員はシカります。シカがあきらめて公園へ戻ったとき、別の店員が公園でシカにせんべいを与えるのです。
つまり、シカに「せんべいは公園で人からもらうものであって、店にあるせんべいを食べてはいけない」と学習させるのです。
A. のなさんから
奈良在住です。
お店のシカせんべいを食べると、お店のおばさんに怒られるから食べなくなったのだと思います。
おばさん、怒るとコワイよ〜〜〜(笑)。シカも学習能力があるのだと……。
A. Mr.Qさんから
店のせんべいを食べると、当然ですが店の人は怒ります。客が買ったせんべいを食べると、怒られるどころか喜ばれます。
鹿もその辺を学習して、より食べやすい所から食べているだけではないでしょうか。
余談ですが……、
》しかし、彼らは、目を合わさなくても近寄ってくるんですよ。
シカに限らず草食獣は視界が人と比べて極端に広いです。人は目を合わせていないつもりでも、鹿はしっかりと人を見ているのかもしれませんよ。
A. みちたさんから
奈良公園のシカは、店にあるシカせんべいを食べることがあります。何かの間違いではなくて「シカ鹿せんべい盗人」を目撃しました。
奈良公園の興福寺境内で鹿せんべいを売っているました彼女は鹿が大好きなのでしょうか、彼女は 自宅から野菜屑などを持ってきて かわいらしいシカさんに与えていました。販売品は無防備、隙があればシカのカッパライOKの有様でした。
そこで聞いてみました。
「やられるんではねーかよ?」
「やられますよ」
シカは、賢いです。
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