--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.509 (2006.03.16)

Q. ドロンボさんからの疑問

 じつは、私の住んでいるところは「市」ではなく、「町」です。
 今回の「平成の大合併」に便乗して、「市」になるはずだったのですが、縁談話がうまくまとまらずに、「町」のままでした。
 私としては、「市庁舎」までが遠くなるので、「町」のままでよかったなぁと思っているのですが、そこで教えてほしいのです。
 ここ数年で新しく「市」になったところ、「市」に吸収されたところにお住まいの方、どんなところがよくなって、どんなところが悪くなりましたか?

なかなか面白いですね。「疑問」というより、みなさんの「声」を聞きたいということですね。たくさんの事例を期待しています。(星田)


A. 黒男さんから

 私が住んでいる町は隣接した市と合併しました。名称は隣接した市のものをそのまま使っています。町の名前がなくなってしまい、すこし寂しいところです。
 合併されて腹立たしいのは、町民税と市民税の格差ですね。おおよそ2.5倍くらいに跳ね上がりました。ゴミの袋代はすこし安くなりましたが……。あと、資源ゴミの回収日がすくなくなって、雑誌がたまってしまいます…。

A. RIMSEさんから

 今回の合併ラッシュの最大の要因は財政難です。
 みんなが一冊ずつ本を買うよりも、みんながお金を出しあって一冊の本を買って回し読みするほうが安上がりなのと同じことです。
 つまり、「合併すれば何かいいことがある」なんて呑気なことを言ってられる状況ではなく、合併で消滅した市町村の多くは「合併しないと行政サービスを行うことが不可能」という危機的なのです(合併だけで財政難が解決するわけではありませんが、コスト削減には有効な手段です)。その証拠として大都市圏ではほとんど市町村合併が行われていません。
 市町村の財政力を表すのに「財政力指数」という指標があります。値が大きいほど財政が豊かであることを表し、1を超えればだいたい合格レベルとされています。
 2000年の時点で約3200の市町村がありました。この中で財政力指数が1を超えている市町村は約120しかありません。約2200の市町村は0.5未満です。0.1未満の市町村も80あります。
 よく公的機関の無駄遣いが報道されたりしますが、仮に無駄遣いを全くしなかったとしても行政サービスの向上は難しく、さらに人口減、過疎化、国からの交付金等削減、などが待ち構えている状況ではむしろ現在の行政サービスを維持することすら難しいかもしれません。