Q. ふくろうさんからの疑問
「幸せの青い鳥」っていいますけど、なぜ「青」なんでしょうか? また、「鳥」はなんの鳥(鳥の名前・種類)をさすのでしょうか?
よろしくお願いします。
★このことが分からないと、私のもとへ「幸せの青い鳥」が飛んでこないような気がします。
鳥関連の疑問が続きますが、よろしくおねがいします。(星田)
A. ゴンちゃんから
「幸せの青い鳥」の青い鳥は……、ハトのことを言うんだそうです。
なぜハトかというと、幸せは身近にあるってことなんだそうです。
A. bluestarさんから
なぜ「青」なのかはよくわかりませんが、鳥は「キジバト」と聞いてます。
ただし、日本にいるキジバトとは違うのかもしれませんね。だって日本のキジバトは「青」には見えませんから……。
A. chomicatさんから
「幸福の青い鳥」というのは元々、モーリス・メーテルリンクの小説『青い鳥』に由来します。
戦前は童話として、子どもたちに人気がありたくさんの本も出版された有名な話しですが、メーテルリンクの死後、彼の遺言で日本での翻訳、出版は禁止されました。そのこともあり、出版できない年月が長かった為、戦後生まれの若い人にはなじみがないのかもしれません。
小説では、チルチル、ミチルの幼い兄弟が、ある家のクリスマスの楽しげな家庭団欒を見てうらやましく思います。突然入ってきた箒にまたがった魔女の導きで、病気の母親のために幸福をもたらすといわれる青い鳥を求め旅に出ます。
いろいろな人に会い、いろいろな経験をしますが、最後ベッドの上で目を覚ますといつもの見慣れた家の中。飼っていた鳥かごの鳥が見事青くなっているのを見て、幸福は自分の身近にあるということに気づきます。平凡に毎日の生活ができるという事が幸福ということに気付いたのです。
この小説から「青い鳥=幸福」という図式が作られて広がっていきました。 余談ですが、指でよくするVサインが元々の意味、第二次世界大戦時、イギリスのチャーチルが、ロンドンを攻撃するドイツのロケットにも耐えながら不屈の闘志で、「イギリスは負けない、勝利する」と人と会うう毎に勝利を表すVictoryのVを指でサインして、お互いを励ましたことに由来することも、もうほとんどの人が知りません。
ちなみに元のサインは親指と人差し指でVを作ります。それも上向きじゃなく、体の脇に沿って下向けてです。
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