Q. アラキアキラさんからの疑問
パチンコ店のことを、なぜ「パーラー」というのでしょうか? 最近、そう
いうネーミングの所が増えてきているように思います。 ドリンクサービスをしているから?
もともと、「高野フルーツパーラー」とか「資生堂パーラー」みたいに軽食やドリンクを出している店舗という意味だと思っていたのですが、パチンコ店のドリンクサービスなどはあくまでも付随したもので、「パーラー」の分類には当たらないと思うのです。
いつ、どこのパチンコ店が使い始めたのか知りたいです。
★「冬のソナタ」で、揃ったことがありません。(星田)
A. Ψ(ΘΘ)Ψさんから
このむずかしい疑問の答を、苦心惨憺、ついに見つけました。パット閃いたのが、英和辞典でした。
1 [通例複合語をなして] 《米 パーラー
《ある種の職業の営業室・店舗(など)
2 客間; 居間 《★【比較】 現在では
living room が一般的.
3 (ホテルなどの従業員用の)休憩室.
(出典 研究社 新英和・和英中辞典)
ということで 上記 1 でしょうか?
A. ともこさんから
昔、テレビの英会話講座で、「パチンコ店はPachinko
shop?」と聞いて、「Pachinko parlour だ」と言っていたのを覚えています。品物でなく、サービスを提供する店を一般にパーラーと呼ぶのだと思います。
英英辞典(Collins COUBUID English Dictionary
for Advanced Learners)を引くと、
Parlour is used in the names of some types of
shops which provide a
service, rather than selling things.
とありましたから、これは正しいと思います。
「初めてパーラーを使ったパチンコ店は?」という質問の答えになってはいませんが、単にパチンコ店を正しい英語で呼んだ店ということでしょう。私が以前住んでいた倉敷には、遅くとも20年位前からパーラーという店がありました。都会はもっと早いのでは?
A. 江戸川三連豚さんから
「いつからそう呼んでるのか?」はわからなかったのですが、理由の方は聞いたことがあります。
銀玉を真珠に見立てて「pearl」、それと談話室や居間を表す「parlor」をひっかけて、「パーラー」と呼ぶのだそうです。
だからアルファベットでは、「pearler」になります。
A. おやじうどんさんから
パチンコ店のことを「パーラー」と呼ぶのは店ごとの話で、ホール、メーカー、販売商社、景品卸し、その他関連企業が参加する「社団法人日本遊技関連事業協会」ではパチンコ店、またはホールと呼んでいます。
「パーラー」の言葉が登場するのはパチンコ店の周辺機器だといわれています。パチンコ店の椅子で「パチンコパーラーチェアー」というものが1998年にパチンコ業界初のグッドデザイン賞を受賞しています。
また、お金を入れて玉を貸し出す機械、呼び出しランプや大当たり回数を表示する機械、両替機などを「パーラーシステム」としてメーカーが販売したことも起因していると思われます。
これらのシステムや周辺機器が普及した2000年前後、パーラー(ちなみに、パーラーには『洋風の客室』という意味もあるようです)という言葉の響きも手伝って普及したのではないのでしょうか。
★よっしーさんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。
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