Q. てつさんからの疑問
よく、靴やコートなどを、「毎日同じものを履く(着る)より、2つ用意して交互に使ったほうが長持ちする」と言います。その場合、本当に、連続して使うよりも2倍以上長持ちするのでしょうか?
靴や服も「休むと疲労が回復する」ようなメカニズムがあるのでしょうか?
★そういうこと、よく聞きますよね。
さあ、靴や服を扱っている方、ぜひ、お答えを!(星田)
A. YOSHYさんから
昔、テレビで見た話ですが、1日中靴を履いていると、相当量の汗が出るそうです。それを乾かすために、丸一日置いておくのが革靴を長持ちさせる秘訣とおっしゃっていました。
A. 熱田さんから
たとえば、汗や油脂などが付着して、それが何らかの化学反応で衣類の繊維を侵すようなことになるのかもしれません。
それなら、同じ衣類を連続して使用するより、他の衣類を着用する間に汗や汚れを乾燥したり、ブラシ等で汚れを除去する時間を作った方が長持ちするということではないでしょうか?
A. Koaraさんから
私はスニーカーを愛用しています。
革製もそうでしょうが、布製は特に湿気を吸いやすい。たぶん、足も汗をかくので湿気で痛みやすくなるのだと思います。よって1足をはき続けるより2足以上で交換して履くとより長く使えます。
A. アンギラスさんから
足は暑いから汗をかくのではなく、精神的緊張による汗や靴を履くことだけでも足へのストレスになり、そのストレス性発汗でかなりの量の汗をかきます。そして靴は、その汗を吸収してしまいます。
同じ靴を履き続けると、夜間に十分乾燥しないうちに、翌日また汗を吸収して湿った状態が続きます。
行儀良く下駄箱などへ入れると、下駄箱内は密閉された空間なので湿気が逃げず、なおさら乾燥しません。
そうなると雑菌が繁殖しやすくなり、「イソ吉草酸」などの悪臭を発する物質を生成します。いわゆる『足の臭い』『靴の臭い』ってやつですね。
また、水虫の原因の白癬菌も湿ったところが大好きで、湿った靴を長時間履くことは水虫になる恐れもあります。
雑菌が増殖した状態や常時湿った状態が、靴に与える影響は解りませんが、同じ靴を履き続けると上記のようなデメリットは確かにあります。
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