--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.584 (2007.03.03)

Q. marikaさんからの疑問

 疑い深い性格で、自分がいやになるのですが……、抽選会についての疑問があります。
 デパートや商店街のセールで、よく抽選会をやってますよね。ぐるぐる回して、小さなボールをコロッと出す抽選、手を突っ込んで三角くじを引く抽選など、さまざまなタイプがあります。
 たとえば、
3日間のセールの初日で、最もよい賞が当たったりすると、あとの2日間は盛り上がりませんよね。私ならこそっと、初日には当たりくじをはずしちゃおうかと考えるのですが……。
 私のようないけない考えで抽選会が行われているなんて、ないですよね?
 こんなこと、聞かない方がよかったかな……?

そんなことあったらいやだけど、ありそうな気もしますね。
 小さい頃、駄菓子屋のおばさんは、始めから「当たり」を抜いていました。(星田)


A. Yurgaさんから

 2日間の福引をやったことがあります。
 大当たりを2つ用意して一日1個出るようにしてました。1日限りのときは、午前午後で各1個としてましたね。

A. YOSHYさんから

 経験からいうと、そのような気がします。
 しかし、某ディスカントストアで、最終日でもないのに1等(最高の賞)が出てました。
「抽選しようと思って、イランものまで買ったのに!顧客の夢をつぶさないように、たとえ最初の日に当たっても、最後の日まで伏せておいてほしかった」
とそのときは思ってしまいました。
 ただ、ガラポンの中の玉は少ないですね。ネットで調べると、2500個のセットがいちばん大きそうですが、どう見ても、数百個しか入っていないみたいだし、玉だけ買い足しても、なくなったらどうするかなどと考えたら、ある程度操作しているような気がします。ちなみに、列がとぎれたとき、玉を戻してる人がいました。
 ところで、あるテレビ番組では、セールス期間中に該当の「当たり」が入っていれば明らかに違法とはいえない――と言っていたようです。

A. ごんたさんから

 逆に、抽選期間の最終日まで当たりが残る場合もあるのではないか? とも考えられますが、どちらが確率的に多いのかは、どうなんでしょうね?
 とは言え、くじを引く方も、準備する方も、最悪の事態を前提に考えがちなので、初日から全ての当たり玉を仕込む事はないと想像します。
 ただ、抽選する装置(ガラガラ回す奴とか)が複数台あって、当たりの数がその台数より少ないのなら、いくら回しても当たりが出ないこともあるのですから、当たりの入った台を選ぶことも運の内――ということになります。それを拡大解釈すれば、抽選日を選ぶのも運の内、ということで、深く考えず「運試し」と割り切って挑んだほうが精神的によろしいかと思いますよ。
 最近は一等商品も複数本用意されることが多いのは、そういう疑問を持たれることが多いからなのかもしれませんね。

A. こじまさんから

 これは、その商店街や百貨店によって違うと思いますよ。
 私の生まれ育ちは下町で、同級生には商店街の若だんながいっぱいいます。そこから聞いた話ですが、大きな商店街だとお客も多いので、福引や「がらがらぽん(くるくる回して赤や白の玉がでて『何等賞』が決まるもの)」にはかなりの数のはずれが入っていて、当たりの確率は非常に低いのです。
 ですから、彼等が恐れているのは、むしろ、
「なかなか当りが出ない=いんちきだ/せこい/演出していると客に思われる」
ことなのです。
 ですから、最終日近くなっていい賞品があたっていない場合、「はずれ」を減らし、当選確率をあげることはよくあるようです。
 万一、初日にいい賞品が出ちゃうと「特別賞」や「商店街賞」など新しい賞を追加してどんどん景気をあおるようですよ。
 そもそも商店街の場合、普通「最高賞が1本だけ」というのはやらないそうです。万一、初日にそれが出ても「まだあと何本かある。よし、うちも!」というわけです。
 私は商店街が大好きで、大阪なら吹田旭町や十三、天六、平野。京都なら大宮三条や古川、今出川大宮あたりをよくうろうろしています。コンビニや百円ショップにはない、なんとも言えない情緒を感じます。

麻生有美さんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。