Q. どんたさんからの疑問
蛍光灯や電球のことで、疑問があります。
暗くなってくると、街灯の明るさがありがたいです。最近になって気がついたのですが、小さな笠をかぶっているものの、蛍光灯や電球が露出している街灯があります。つまり、カバーがついていないのです。あれでは、雨に日には、蛍光灯や電球が塗れてしまいます。普通、電気製品は、水はダメですよね?
蛍光灯や電球は、濡れても大丈夫なのでしょうか? 壊れていないところを見ると、大丈夫なのでしょうね。なぜ、大丈夫なのですか?
★本当だ! なぜ、ショートしないのかな?(星田)
A. やまおさんから
蛍光灯や電球は硝子でできておりショートしません。電極のところに水が入り込めばショートしますが、蛍光灯や電球が濡れても大丈夫です。
A. 江戸川三連豚さんから
これは電球の構造がわかればわかると思います。
電球の場合、電極が側面のねじ部とおしりの突起部の2箇所です。電球がしっかり締まっていれば、水がねじ部から入るには、ねじ外周分の距離以上を進んで、もう一方の電極に接しないかぎりショートすることはありません。
しかも、一般に電球は下向きに取り付けられることが多いので、まず雨水の浸入はありえないでしょう。
逆に上向き設置のものもありますが、透明ドームにカバーされていたりします。
蛍光灯の該当の場合、構造上の理由から水に弱いため、カバーされていませんか? 蛍光灯のむき出しになった街灯って、見た記憶がないのですが……。
A. picorinoさんから
「電気製品は水はダメ、壊れる」というのは厳密には誤解です。
純粋な水は絶縁体です(雨水は天然の蒸留水)。ただし、水に塩分などの不純物が混じると導電性が出てきます。
以前、テレビで(あるあるじゃないですよ)修理業者が、電気製品の内部を水洗いしているのが紹介されていました。埃を水圧で洗い流しきちんと乾燥すれば問題は全くなく(湿ったまま通電すると、汚れの成分が含まれた水分がショートの原因になるかも知れません)、修理がしやすいそうです。
中には、水洗いだけで治るケースもあるそうです(汚れが回路をショートさせていたのでしょう)。
街路灯ですが、最近は、裸の電球、蛍光灯を見かけた記憶がありません。昔は傘だけかぶった裸電球の街灯がありました。今もあるとしたら、ソケット部分に水が浸入しない構造になっているのではないでしょうか。
A. 熱田さんから
電球や蛍光管の露出している部分はガラスであり、ガラスには電流が流れてないのでいくら濡れてもショートしません。
電球だと、濡れてはいけないのは口金(ネジ状になっている)の部分です。ここは普通ソケットにねじ込まれており、下向きに取り付けられて雨水が侵入しないようになっています。
蛍光管は、管の両端にピン状の電極が2本ずつ付いてますが、ここから管の内部を電流が流れています(正確に言うと放電といいます)。この蛍光管ををすっぽり覆うような濡れ方(要するに水没状態)でもしないかぎり、ガラスの部分がいくら濡れても問題ないのです。
A. あきさんから
蛍光灯や電球が雨に濡れても大丈夫?という疑問ですが、結論から言うと、大丈夫です。
ただし、電球でいうと口金(金属のネジ部分)や、蛍光灯の電極部(両端の金属部分)が濡れてはいけません。そこが濡れてしまうとショート(短絡)や漏電の原因になります。要するにガラスの部分だけなら濡れても大丈夫です。
工事現場などについている防水型の投光器などでは、電球のガラス部分の口金に近い所に当たる様にゴムパッキンがついています。そのパッキンで水の浸入を防ぐ仕組みになっています。
また、防水型の蛍光灯にも同じく電極付近のガラス部分に当たるようにパッキンがついており、ネジで締めこむようになっています。
とはいえ、経年劣化でゴムパッキンがひび割れしたりするので、注意は必要ですよ。
A. glucoseさんから
他の方の回答を拝見しますと電球部分は濡れても大丈夫とのことですが、これは必ずしもそうではありません。電球が熱を持っているところに冷たい雨水がかかるとガラスが急に冷やされて割れる場合があります。
やはりソケット部分だけでなく、電球自体にも水がかからないように工夫されているはずです。
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