Q. あかねさんからの疑問
以前、「CDを1枚リリースしようとすると、どれくらいの金額がかかるのでしょう」と質問したものです。
今回も自分と異なる職業について、教えてください。
パチンコ屋さんの大きな壁などに、それはそれは大きな写真があります。リアルに書いてあるのではなく、写真だと思います。
写真だとすると、ガラス面に貼るのだと思いますが、あんなに大きな写真をずれることなく、波打つことなく貼るのは相当な技だと思います。どうやっているのでしょう?
また、複数のガラス面に複数の写真を貼り、結果として、大きな1枚の写真になっている場合があります。あれも大変な技術ですね。となりの写真との間に柱があっても、右と左の写真の高さを合わせるというは、本当に大変だと思うのです。神業なのでしょうか? それても、たいしたことないのでしょうか?
お詳しい方、ぜひ、教えてください。
★貼っているところを見てみたいですね。(星田)
A. しげ3さんから
ガラス面に貼る写真の件ですが、写真とは違いますが、以前私がバイトしていた先でのことです。
駅の窓にスモークフィルム(車に使うようなもの)を貼る作業の手伝いをしたことがあります。
業務用なのか、畳位のサイズのものを貼っていましたが、作業としては、
1、ガラス面に水(界面活性剤、食器用の液体洗剤を水で溶いたもの)を大量に吹き付けます。
2、フィルムの粘着面に水(上と同じもの)を吹き付けます。
3、位置をあわせて貼りつけ、ゴムのへらで水を押し出す。
4、はみ出した部分をカット
という工程でやっていました。
写真になると隣との位置合わせなども必要になると思いますが、工程としてはほぼ同じだと思います。
分割されたものの細かい位置合わせに関しては、全体のサイズが大きく、遠くから見るのが前提となりますので、若干のずれは気にならないレベルだと思います。
A. ごんたさんから
パチンコ屋の写真がどのぐらい大きいのか分かりませんが、最近は、バスなどの車体を全部使った広告など、昔では考えられない巨大広告が街中に溢れていますね。
これらの広告は全て塗装ではなく巨大なステッカーで作られており、業務用のプリンターでA全サイズの印刷が可能だったと記憶しております。
元となる絵を分割してパズルのように印刷すれば、張りたい物の大きさに合わせた広告・写真は作成できます。これらの作業は全てパソコンで簡単に行うことが出来ます、単純に分割するだけなら、個人でも同じような事は簡単に出来ます。
屋外広告の場合、場所によっては平面でない場合(前述のバスなど)も想定され、凸凹部分や張る事の出来ない部分も有りますが、パソコンならいろいろと調整が可能ですから、便利です。
出来上がった物を貼る作業ですが、ガラス面や金属などの平面に印刷するのはそれ程難しい作業ではありません。
市販のガラス飛散防止フィルムや車のガラスフィルムを貼った方ならご存知だと思いますが、水貼りと呼ばれる技法を用います。
貼る面を予め霧吹きなどを用いて湿らせておき、そこに貼るものを当てると、完全には接着せず、位置合わせが簡単に出来ます。位置が決まれば、ゴムへらなどで水が気泡を端から追い出して糊を貼る面に密着させるようにします。
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