Q. ロディさんからの疑問
クレジットカードでよく買い物の代金の支払いをします。今回は、サインについての疑問です。
苗字だけでOKだったり、「フルネームでお願いします。」と言われたり、ガソリンスタンドではノーサインだったりと、同じ1枚のカードでもいろいろです。どういう法則があるのでしょうか?
★そうそう、ローソンで牛乳買ったら、ノーサインでした。
つまり、カードを落としちゃったら、誰でも使えるってこと?(星田)
A. Hoshiyanさんから
これは、あるクレジットカードの会社に勤めている友人が言っていましたが、本来サインが必ず必要だそうです(私が尋ねた当時)。
しかし、それでは不便があり利用数が増えない場合があり、クレジット会社のリスクでサインなしOKにしていることがあるそうです。
「使った」「使わない」の争いになった場合、クレジット会社はかなり不利だそうですよ。
A. 異邦人さんから
クレジットカードのサインですが、必ずしもサインを必要とはしていません。
ただし、取引金額の関係で、ある程度の金額以上になると承認作業を必要とすることがありますので、その際にはサインを求めることがあります。
フルネームかファミリーネームだけかは先に述べたものに準じます。ガソリンを入れるのに、5万円も10万円も一時にかからないから、ノーサインでも構わないけれど、一応カードの名義人が入れたのだという証拠にサインを求めているということです。
A. YOSHYさんから
小生のつたない経験では、大体少額で転売のきかないもので「ノーサイン」のものが多いと思います。
たとえば、コープ神戸では、食品フロアーではノーサインですが、同じ店内でも雑貨服飾のフロアーはサインが必要です。
私が行くガソリンスタンドではサインが必要ですが、もし必要ないと言うことであればそういう理由ではないでしょうか。
関係ないかもしれませんが、関西私鉄の「pitapa」もノーサインですし、ETCもノーサインです(両者とも転売不能)。
昔サインレスの始まった頃、「3万円以下は……」というのが多かったと思います。 要するに、カード会社のリスクと利用者の利便性を天秤にかけたのでしょう。
A. 通りすがりのレジ係さんから
私はスーパーでレジ係をしています。
カードの後ろの記入欄に名前が書いてあれば、名前と持ち主の性別が違わないかぎり、そのまま本人かどうか確認せずにカードでお買い物できるようになっています。
ですからカードを落とされて誰かに拾われたら、サインレスで買い物できる所では使われてしまいますね。
★本当だ! サインレスって便利ですけど、危険ですね。(星田)
A. glucoseさんから
私、以前スーパーでアルバイトしていました。私がバイトしていた区は、空港があることもあり、盗難カードを扱う組織があるらしく、カード犯罪が日本で1,2番目に多いところでした。
私も盗難カードを使う犯行現場に立ち会ったことがありますが、組織犯罪の場合、だいたい怪しいというのがわかります。
化粧品など換金性の高い物をまとめ買いする、スーツの二人組が例えば洋服や下着などを何十着も買うなどです。このようなときはサインレスのレジでも、カード会社に連絡して承認を得ることがあります。
カード会社に確認する旨を告げるとだいたいは、
「じゃあいい!」
と大声を上げて帰って行きます。
初めて店員としてカード犯罪に立ち会ったときは、足が震えるほど怖かったです。お店としては、変に怒らせて人質を取るような事件に発展し、他のお客様に迷惑がかかるのをいちばん恐れるので、盗難カードだなとわかっていても通してしまい、あとでカード会社に連絡する場合もあります。もし本当に盗難カードだと、防犯カメラの映像を警察に提供する場合もあります。
一方カード会社としては、犯人を捕まえるよりもそのカードを取り返すことを考えているので、もしカードを取り返すと薄謝がもらえます。
サインレスでも(店員にもよりますが)カードのサインの性別くらいはチェックしますので、サインは必ずしましょう。カードにサインがない場合は、犯罪に使われた場合でも保険がきかずに請求される場合がありますので、カードには必ずサインが必要です。漢字でサインすると漢字を書けない外国人は使えないので、漢字がオススメです。
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