Q. 春之助さんからの疑問
夏至の頃になると昼の時間が長いですね。
白夜のある地域では、人間は時計にしたがって、部屋を暗くしたりして睡眠を取っていると思いますが、屋外に生息している動物はいつ寝ているのでしょうか? それまでの習慣で、夕方の時刻に寝て明け方の時刻に起きるのでしょうか? といっても外は太陽が出たままで明るいはすです……。
★高緯度地方では、日が長いときがありますよね。
高緯度地方ならではの珍しい体験をされた方、同時に情報をください。(星田)
A. picorinoさんから
昔、白夜とまではいきませんが夜暗い時間が4時間くらいになる地域に駐在していたことのある人のお話です。
スズメのような小鳥が夜も遅くまで明るいので活動していて、暗くなってから寝ると朝起きられない。朝といっても3時頃の日の出から3時間も経って散歩に出ると、そこここに小鳥が寝転がっていると聞かされました。
見事にだまされました。
普通に、ちゃんと必要なだけは寝ているみたいです。
A. 船橋さんから
北ドイツに仕事で1年ばかり滞在したことがあります。そのとき見かけた動物たちは、白夜で外が明るくても関係なく、夜になれば寝ていましたし、また、夜行性の動物は夜に活動を開始していました。
この方面にはあまり詳しくないので想像なんですが、生物の体内時計は、白夜のような状況でも案外正確に動いており、動物の行動は体内時計に支配されているのではないかという感想を持っています。
ただ、白夜が体内時計に影響を与え、狂わす可能性はある気はします。というのが、日本から北ドイツに出張に来る人の多くが時差ボケに悩まされるからです。これは来独時期によって異なり、やはり白夜の時期などは治りにくいのです。
サンフランシスコ支社に行くときには、2〜3日で時差ぼけから抜け出せる人でも、冬や夏の北ドイツに来ると、何日も悩まされていました。カリフォルニアのまぶしい日差しが、体内時計の修正には有効で、北ドイツの白夜は、体内時計を修正するには不都合なのではとも思ってました。
★引き続き、情報をお待ちしています。
A.現在、調査中です。情報ください。 [メール]
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