Q. のどかさんからの疑問
カニについての疑問です。
名前までは分かりませんが、ハサミの大きさが極端に異なるカニがいます。
きっと何か理由があって、大小のハサミを持っているのだと思うのです。なぜ、あれほどまでに大きさの違うハサミを持っているのですか?
カニの名前も知りたいです。よろしくおねがいします。
★たしかに、極端に大きさが違いますよね〜。片方だけ重くないのかな?(星田)
A. 洞窟ピングーさんから
片方のハサミが大きいのはシオマネキです。
仮面ライダーに出てくるシオマネキングもハサミなのは左手だけですね。 なぜ片手だけか? 両手がハサミだとシザーハンズよろしく触ったものみんな切れちゃって困るから、あるいは人間とシオマネキとを掛け合わせた改造人間だからでしょう。
★シオマネキングの場合は、そういうことなのかもしれまんね。
シオマネキングの回は、見損ねていました。見たいなぁ。
カニバブラー、ガニコウモル、カニレーザーのハサミは、どうなんだろう?(星田)
A. bluestarさんから
名前はおそらく「シオマネキ」だと思います。
潮が引いた干潟に一斉に出てきて、大きなはさみを振り始める姿が、まるで「満ちてこい、満ちてこい」と潮を呼んでるように見えるため付いた名前です。
実際のところは求愛かテリトリーの誇示かとは思いますが、餌を採るのは小さい方のハサミを器用に使います。
A. 黒男さんから
ハサミの大きさが違うカニは「シオマネキ」でしょうね。
オスだけがその特徴を持ち、そのハサミを振ること(このしぐさが潮を招いているように見えるからシオマネキ)で求愛するのです。ハサミは大きいほうがいいらしいです。)
ハサミは巣穴を作ったり、砂をすくったり(餌も一緒に食べて砂を濾過してる)するのに使うようで、はさむのは、外敵に襲われたり、縄張り争いをするときのようです。
でも、絶滅危惧種になっているはずなので、あまり見かけないかもしれません。
A. ごんたさんから
私が知っているのは……、
・この蟹の名前は「シオマネキ」
・オスの片方の鋏だけが巨大化し、メスを誘う、メスの鋏は普通サイズである。
・大きな鋏を振る仕草が満ち潮を招いているように見えるからこの名前が付いた。
以上です。
では、なぜ、片方の鋏だけが大きいのか? ここからは推測です。
・同じ種類の蟹かどうかを区別するため?
ネットで調べますと、鋏が大きいのは左右どちらも存在すると書かれております。片方の鋏が大きいカニがシオマネキのオスだと判れば、メスにとって便利ではないでしょうか
・武器という面より飾りとしての意味あい
あまりに巨大すぎて取り回しに苦労しそうですから、武器としては非実用的じゃないかと考えます。ゆえに、武器として大きくしたとは思えません。ただし、他のオスより大きな鋏を持つことで、優秀なオスであるというアピールにはなり得るとは思います。
A. 異邦人さんから
シオマネキのことですね。
シオマネキのオスは片方のハサミが自分の甲羅ぐらいに大きくなり、生殖活動をするときに、ハサミをユラユラ動かすさまが潮を招くように見えることから「シオマネキ」と呼ばれています。
ちなみに、大きなハサミは個体によって左右のどちらが大きくなるか決まっていないので、右が大きかったり左が大きかったりとマチマチです。
★飲み介さんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。
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