--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.645 (2007.12.11)

Q. やまおさんからの疑問

「借りて来た猫みたいにおとなしい」という表現があります。借りて来た猫は、本当におとなしいのでしょうか。
 また、世間では、猫の貸し借りは、よくあることなのでしょうか。

師走は猫の手も借りたいほど忙しいですから、タイムリーな疑問ですね。(星田)


A. 麻生有美さんから

 昔、ネコはネズミ捕りの道具と言う扱いでした。それで、借りてきた猫は、ネズミを取らないことから、「借りてきたネコは大人しい」と言う言葉が生まれました。江戸時代の、長屋での出来事です。

A. komacyan2さんから

 我が家ではヒマラヤンの雄を飼っていますが(体重が6kgがあります)、近所の方が数日家を空ける間、若いロシアンブルーを預かったことがあります。
 飼い主が我が家にロシアンブルーを置いて帰ると、ヒマラヤンの前で仰向けになり腹を見せて服従の姿勢を取りました。
 ほとんどど部屋の隅でじっとしているか、飼い主が出て行った玄関に行って悲しそうに鳴いていました。

A. イブパパさんから

 ことわざに、「犬は人につき猫は家につく」というのがあります。
 引越しした際、犬は恩を忘れずついて行くが猫は恩を忘れてそのまま家に残ると言う意味ですが、自分の経験からも当てはまることでした。
 わずか30mほどの距離でしたが、なかなか新居には居付きませんでしたし、無理に連れて行くと非常に怯えていたのを鮮明に覚えています。
 猫は本体臆病で生活環境の変化を好まない動物のため、見知らぬ家では怯えて動けなくなるのでしょう。「借りてきた猫」はそういった様子からできた言葉だと思います。
 猫の貸し借りの有無については判りません(借りるメリットがあるとすれば、鼠の駆除のためくらいしか想像できませんが、上記のように役に立つとも思えませんが……)。

A. ハルキさんから

 猫の貸し借りは、今はただ単に預かってもらうという形であるぐらいだと思います。
 昔はネズミ捕りに、実際ご近所に猫を貸し出してたみたいです(私の実家がそうでしたが、他にもそういう家はあったようです)。
 で、借りてきた猫が大人しいかというと、大人しいです。なぜなら猫は、大抵警戒心が強い生き物だからです。初めてのにおいがするところ、見たことのないところに連れてこられたら、まずは探検を始めます。知らない人にも近寄りたがりません。恐る恐る検分を終え、安全だと思えばのびのびとくつろぎ始めるものです。
 たまに、全然警戒心がないのか悠々と昼寝を始める奴も見たことはありますが、大抵始めての家に来た猫は大人しいです。
 という感じで、よく知り合いの猫をお預かりする私の意見でした。

A. ゆきちさんから

「猫を借りて来た」と少し違いますが、1ヶ月ほど前、猫を譲り受けました。
 事前に、猫の飼い方の本をざっと読んだのですが、一般的に猫は環境の変化が苦手なようです。「犬は人に付くが、猫は家に付く」とも言うようです。
 実際、譲り受けた猫はどうだったかというと、勝手口の一段低い土間のような所で、水も飲まず1日中うずくまっていました。
「この家が嫌いなのかな?慣れなかったらどうしよう……」
と心配しましたが、2日目からエサも食べ、少しずつ家に慣れました。
 ここまでだと、「借りて来た猫のようにおとなしい」ということは正しいように感じますが、後日、ヨメの実家に連れて行ったときは、最初からご機嫌でした。
 原因を考えてみましたが、我が家に来たときは、初めての飛行機でしかも車も含めると6時間強という長時間の移動だったので、頭が痛くなったり疲れたのではないかな?と思いました(ちなみに、ヨメの実家への移動は車で1時間強です)。
 今では、家の中を縦横無尽に走りまわって、最初に心配したのが何だったのかと思うぐらい元気一杯です。

A. やおろずさんから

 正確には「借りてきた猫」というわけではないのですが、参考になればと思い、投稿させて頂きます。
 現在、我が家には飼い猫が3匹います。私が寝ていれば上に乗り、自分の夕食を用意すればそれを狙う。静かなところで寝ているかと思えば、急に暴れまわる……。性格により差はあれど、典型的な猫飼い猫です。
 しかし、そんな彼らが恐れる場所があります。それは、我が家の別荘です。 何度か猫を連れて行ったのですが、4匹とも壁と家具の隙間等に隠れ、しばらく出て来ないのです。
 名前を呼んでも出て来ないし、好物をちらつかせても、一歩一歩が非常にゆっくり。やっと出て来ても、一度座れば、中々そこから動かない。――といった具合に、まさに「借りてきた猫」の様になります。
 この状況から、確かに「借りてきた猫は大人しい」と言えそうですが、実際は少し違います。
 猫は元々臆病かつ縄張り意識の強い生き物なので、自分の縄張りではない場所に放り出されて「警戒している」のです。それで、普段よく動く様子とは全く違うので、「大人しい」という風に見えるのでしょう。
 また、「猫の貸し借り」についてですが、少なくとも私は聞いたことはありません。ですが、たまにとは言え、何度か来たことのある場所ですら上記のように非常に警戒している……、言い方を変えれば、ストレスを感じている状態なので、貸し借りはお薦めしません。私も可能な限り、家族など、彼らの見知った人に世話を頼んでいます。