Q. あっきさんからの疑問
年賀状のシーズンです。
今年、私は、例年より年賀状の枚数を減らそうと考えてます。考えていますが、本当にできるかどうか不安です。
さて、年末になると、郵便局には年賀状がたくさん集まりますが、あれって、普通のハガキと同じサイズですよね。年賀状と普通のハガキをどうやって選別しているでしょうか?
まさか、機械で? まさか、人力で? どちらも、私にとっては「まさか」なのですが、実際はどうですか?
また、年賀状の区分や配達のアルバイトをされた方、みんなが知らないだろうこんなことがあるよということを教えてください。
★ポストに年賀状を入れるときは、ゴムでくくっておいた方がいいのかな?(星田)
A. 異邦人さんから
以前アルバイトしていたときの知見です。
年賀郵便受付開始になると大型ポストなどは差し入れ口が別になっていますので、別に収集されるのですが、それでも普通郵便と一緒に差し出されることが多いですね。
で、別々の場合は別にして、一緒になっているときは手作業で分別しています。機械に通す場合もあります。手作業で分別できない場合にはコチラが使われます。というか、通常郵便を選別する際にエラーで弾くのと同じ要領なんですね。
そして、時間の余ったときに機械に掛けて、宛先別に区分けして、まとまった段階で配送にまわします。あとは年賀特別郵便として配達する郵便局に保管され、元日以降に配送されるということになります。
A. 郵便太郎さんから
結論から言えば最終的には人力です。
ポストから集めた葉書は、官製年賀葉書と私製年賀葉書と封書年賀に区分します。私製は「1.1」の消印をする必要があります。(官製はしません)
年内であっても通常配達分に混入することもあり、配達直前での発見もあります。また、年賀葉書を年末の売り出し用に使われる場合もあり、かなり神経質になります(この場合、差出人側で切手部分下の【〜年賀〜】は黒で塗り潰してあります)。
最後に、住所は省略せず、番地・アパートマンション名までしっかり書きましょう。遅れて配達される原因になります。
A. Yoshihiroさんから
年賀状差し出し期間内は、ポストの差し出し口が別々になります。
しかし一般の郵便物と一緒に差し出される事も有りますので、「裏区分」といってハガキを裏返し、年賀郵便だけを手作業で縒り出します。
A. 船橋さんから
年賀はがきと普通の官製はがきを比べてみると、切手にあたる部分の印刷が異なることがわかります。普通のはがきは4色のオフセット印刷がされており、きれいなカラーで発色しています。
年賀はがきは赤の単色刷りで、よーくみると結構しょぼい色であることがわかります。オフセット印刷と単色刷り印刷の違いは機械で見ても一目瞭然なので、自動仕分け装置で簡単に分けることができます。
では、文房具屋で買ったはがきを使った場合にはどうかといいますと、この場合は切手で見分けています。普通の切手には蛍光塗料が塗られています(ブラックライトを当てると光ります)年賀切手には蛍光塗料が塗られていません。発行検知機を使用すると、年賀切手を貼ったはがきと、普通の切手を貼ったはがきを自動的に仕分けできます。
これでも判別しきれなかった場合は、手作業となるようです。これに関しては、どのような作業をされているのか私は知りません。が、ここまでくれば数は相当少ないはずなので、人海戦術でもそれほど大変じゃないのではないでしょうか?
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