--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.657 (2008.02.17)

Q. 藤田さんからの疑問

 芸の下手の役者を「大根役者」といいます。なぜ、食べると美味しい野菜である「大根」が付くのか、納得しがたいのです。どんな由来があるのか、教えてください

「ハムアクター」は、どうして「ハム」が付くのか?――もヨロシク。(星田)


A. KENZOさんから

 大根はどんな食べ方をしても当たることはまれですから、それにちなんで芸が下手で絶対にあたることがない役者のことを大根役者というのではないでしょうか。

A. 江戸川三連豚さんから

 大根は、古来から「いくら食べても食あたりしない食品」として知られています。 これは大根に消化酵素が含まれているからです。
 そこから、いくらやっても「当たらない役者」のことを「大根役者」、またより直接的に「下手な役者」のことを「大根」と呼ぶようになりました。
「ハムアクター」の「ハム」は、もちろん加工肉のハムのことですが、裏の意味で「(メインの)添え物」とか、「つまらないもの」という意味があります。
「役名もない、その他大勢といった配役ばかりのハムアクター」は、「当たらない大根役者」と同意語なのでしょう。

A. アンギラスさんから

 大根役者……、大根は、どんな料理にしても「食当り」をしない=当らない役者で「大根役者」。
 ハム・アクターは、ヘタな役者はシェイクスピアの「ハムレット」を演じたがる。あるいは「ハムレットしかできない」で、ハムレットから「ハム」になったらしいです。

A. あきあきさんから

 いつも楽しく読ませてもらっています。久しぶりに回答させていただきます。
 大根役者の「大根」ですが、字の通り食物の大根です。
 大根は煮ても焼いても生で食べても消化がよく、たくさん食べても食あたりしないことから、「当たらない役者」という意味で使われています。
 つまり、お腹に「あたらない」と演技が「当たらない(売れない)」とを掛けているみたいです。
 また他にも、演技が下手で舞台から「降ろされる」ことと、大根おろしの「おろす」を掛けている、ともいうう説もあります。
 ちなみに、ハムアクターの「ハム」は「ハムレット」から来ており、誰がハムレットを演じてもそれなりにヒットすると言う意味や、下手な役者ほどハムレットを演じたがる、という意味があるそうです。

しげ3さん、Pさん、麻生有美さん、tagoさん、福原オレンジさんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。