--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.664 (2008.03.19)

Q. よしなさんからの疑問

 昨今、地球環境問題、特に地球温暖化問題が叫ばれています。おそらく、ほとんどの人が、地球環境には問題があると思っていると思います。
 でも、実際に街に出るとアイドリングをしている車も多いですし、会社でこまめに電気やプリンタの電気を消すと、疎ましがられたりすることも少なくありません。
 地球環境問題というと問題が大きすぎて、自分たちのことではなく、政府や企業の仕事みたいに思ってしまい、自分たちの行動と結びつかないんですよね。
 そこで★雑木話★の読者さんたちはどんなことをしていらっしゃるのか、意見を聞きたいなと思い、書き込みしました。
「チャリ通に変えた」とか「こまめに電気を消すようにしている」とか一般的なことや、「太陽光発電を家につけた」など誰もが実施するのは困難なことではなく、簡単には思いつかないけれど、誰でもできて、工夫にあふれた事例を紹介してほしいです。

食器洗い機は、夜中にかけるようにしています。(星田)


A. 江戸川三連豚さんから

 家電の待機電力がバカにならないので、冷蔵庫と留守電以外の家電製品は、
出勤などの外出時は、コンセントから抜いたり、AV製品はスイッチ付きのコ
ンセントに繋ぎ、一括でOFFしています。
 ビデオHDDの待機電力って、いやにでかいんですよ。

A. バラの花を心に持ち、言葉ひとつかけないさんから

 料理をするときには、極力電子レンジを使うようにして、皿や器の上にラップを敷いてから食品を置きます。
 食事の後、ラップをそのまま廃棄し、ラップのお陰で汚れることのなかった皿や器をタオルなどで軽く拭いてお仕舞い。
 名付けて……、ズボラ的エコ!

A. kztさんから

 ささやかすぎて恥ずかしいのですが、私は20数年前に「かむ前に拭け」ということわざをつくり、日々実践しております。
 めがねユーザーならわかると思います。めがねを拭いたティッシュで鼻をかむことはできますが、その逆、鼻をかんだティッシュでめがねは拭けません。不可逆反応です。
 限られた森林資源を無駄なく二度使うためには、用いる順序が極めて大事だということです。風呂に入ったあとの湯を洗濯に使う、などというのも同様の思想です。

A. SHOWさんから

 私もいろいろとやっていますよ。

 ・風呂の水は溜め置き、洗濯や水まきに利用
 ・グリーン製品を買う
 ・できるかぎり徒歩、自転車を利用
 ・アイドリングストップ

なんていうのはありきたりな返事で、環境に関心のある人なら誰でもやっていることだと思いますが……。
「トイレのタンクにペットボトルを入れて水を節約する」はどうでしょう? 一日に何度も使うのでかなり節約できます。
「マイバッグ」を使う人はいますが、「マイ箸」を使う人はまだまだ少ないのでは?
 フリーマーケットやインターネットオークションも、リユース・リサイクルの観点では有用だと思います。
 我が家はマンションなので、自宅に太陽光発電を入れられませんので、これから「エコ市民ファンド」をしようと思っています。
   参考→ 
http://www.ohisama-fund.jp/

 また、エコポイント制度もこれから始まるみたいですが、これらは配当金の分配やポイント制度など実施した人にお得感があるので、やってみるといいと思いますよ。

A. SZLさんから

 室内での用途には、箱入りティッシュの代わりにトイレットペーパーを使っています。
 現在、日本人のティッシュペーパーの用途の大半は「ちょっとした汚れを拭き取る」でしょう。しかしそのために、あのサイズの上質の薄紙(それも2枚重ねで)が毎回必要でしょうか?
 室内生活において私は、何年か前から「鼻をかむ」等の、サイズと2枚重ねが必須の用途以外には、全て再生トイレットペーパーを使用しています。
 生産環境はティッシュと大差ありませんので未使用品は不衛生なはずがありませんし、実際に試してみればお分かりかと思いますが、ミシン目ひとつ分を1枚だけで ほとんどの用事は済みます。
 ライフスタイルによって差はあるでしょうが、一人暮らしの私の場合、トイレットペーパーひとつで1ヶ月以上、ボックスティッシュ(200組400枚)ひと箱で3ヶ月〜半年は事が足りております。
 おそろしく安上がりになる上、ティッシュに使われている上質のバージンパルプの消費が激減しますので、環境にも優しいと思います。お試しあれ。

おまけ。
『カレー皿の汚れの落とし方』。
 食後のカレー皿は、うっかり他の食器と一緒に洗おうとすると、水や他の食器にも汚れが広がって大変。
 そこでお薦めしたいのが、『洗わないまま一度乾かしてしまう』こと。
 汚れたまま乾いた皿をさっと濡らし水を切って30秒。安いトイレットペーパー等で少し力を入れてこすれば、汚れのほとんどがあっさり落ちます。
 水の使用量も減りますし、洗剤も仕上げに少しだけ。ほとんど使わずに済みますし、汚れたペーパーは、乾かして燃えるゴミへ。カレー以外の食器汚れのほとんどにも有効です。
 生活廃水中に含まれる油と洗剤の環境への影響は、結構バカになりません。洗う食器の数が少ない一人暮らしの方に、特にお奨めしたいです。