Q. Julianさんからの疑問
東京の電話番号を伝えるとき「東京03(ゼロサン
or れいさん)」とよく言います。「03」という市外局番は東京にしか存在しないのに、なぜわざわざ「東京」と頭に付けるのでしょう? 単に語呂がいいからかな……?
そういえば、「大阪06」というのも聞いたことがあるような……。
いずれにしても「地名+市外局番」は市外局番が2けたまでにかぎられるような気もします。真相があれば教えてください。
★興味がある疑問です。歴史のある表現だと思いますので、何かしらそのことでメリットがあったのでしょうね。
星田予想です。
たとえば、昔々は、「市外局番がなかった」なんて時代があって、電話機が増えて、電話番号が足りなくなって、市外局番が導入されて、そのときの名残だとか……
さて、詳しい方、よろしくおねがいします。(星田)
A. ライナスの毛布さんから
話を複雑にするだけになりそうな情報ですが、関西地方では、兵庫県の尼崎市という地域の市外局番も、大阪市と同じ06です。
★たしか、東大阪市の一部も06ですね。(星田)
A. ごんたさんから
「東京03」や「大阪06」などは、企業のCMなどで電話番号を告知する際に覚えやすいよう(及び間違わないよう)、リズム感の良い言い回しを使ったのが始まりではないでしょうか?
企業は大都市に集中するため、どうしても大阪や東京の印象が強いのでそういった錯覚に陥るのではないかと考えます。
また、正確に言えば「東京=03、大阪=06」ではありませんから、語呂合わせ的な覚え方だと思っていらっしゃる方はご注意くださいませ。
A. つかささんから
私の記憶では……、
電話番号は、「市外局番+市内局番+加入者番号」を合わせて10桁が基本ですが、以前は、東京、大阪にかぎり9桁(例
03-123-1234)でした。
そのため、単純に数字のみを読み上げると、聞いている方では、「桁数が合わない……、聞き間違えたのでは?」という疑問が生じる場合があります。
東京、大阪の場合は、9桁であることを明確にするために、番号の最初に「東京」「大阪」と付けたのだと聞いています。
A. 江戸川三連豚さんから
東京大阪の市外局番は2桁で、全体で9桁の時代が長くありました。その注意喚起のために言っているのかと思って書き始めたら、別の答えにも気がつきました。
放送局は、東京と大阪に集中しています。
リクエストや懸賞応募募集などでは、視聴している地域ではなく、放送を制作している放送局へ送る例も多かったと思います。
そこで、「市外番号を回せ」との注意喚起のために「東京03」「大阪06」というフレーズを耳にすることが特に多かったんだと思います。
地方局がどんどん力を増してきて、「横浜045」のような言い回しも耳にしますが、それよりも携帯電話が普及し、10桁入力が普通になったことと、放送局もメールでリクエストを受け付けるようになったので、最近はまったく聞かなくなったように思います。
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