Q. 起司さんからの疑問
我が家の庭には
サツキとツツジが寄せ植えして有ります、
花が咲けば、多分花が小さいからサツキだろうと、想像してます。
サツキとツツジは一緒のものですか? 違うとしたら、どこで見分けるのですか? 本当の正しい見分け方を
教えてください。
★これは、私も知りたい!!(星田)
A. yamabikoさんから
サツキとツツジは共にツツジ科に属します。「サツキツツジ」とも言われているようです。
サツキは5月頃咲き、葉が伸びた後に花が咲きます。ツツジはサツキより早く4月頃に花が咲き始め、花が咲いた後、新葉が出てきます。
A. 工場長さんから
サツキはツツジの仲間です。
花も葉も同じように見えますが、開花時期に違いがあります。
生育している環境にもよりますが、基本的にツツジの方が開花が早く(4月)、サツキはツツジの後に開花します(5月)。五月、皐月をさつきと読むのは5月に咲くからです。
サツキは盆栽としての人気が高く、あちこちで展示会、品評会が行われています。また、品種改良も進められていて、毎年新たな品種が追加されています。花や葉の形、色、大きさ……、サツキの品種辞典は国語辞書なみの厚さがありますよ。
A. DottyAshさんから
サツキ(Rhododendron
indicum)はツツジの一種です。
普通、ツツジといって連想されるのはおそらくオオムラサキ(Rhododendron
pulchrum:ヒラドツツジの一種)でしょう。春に大きい赤紫色の花をつけます。国内の公園や道路脇の植込に最も多く使用されているツツジはこれだと聞いたことがあります。
サツキとツツジ(オオムラサキ)の違いは、
1.葉の大きさ(サツキ小、ツツジ大)
2.葉の毛色(サツキ茶、ツツジ緑)
3.新芽が出る時期(サツキ花前、ツツジ花後)
4.開花時期(サツキ5〜6月、ツツジ4〜5月)
だと思えば簡単に見分けられます。
サツキもツツジも1000以上の品種があるそうですが、ツツジの葉の毛色以外はほぼ全品種この特徴に当てはまります。
他には葉表面の艶(サツキのみ)、落葉(ツツジのみ)でも見分けられます。 季語で見てもツツジは「春」でサツキは「夏」ですが、これは花の時期の違いからきているのでしょう。
ちなみに英語圏では、ツツジもサツキも「azalea」と表現されるそうが、日本国内でアザレアと呼ばれるのはベルギー発祥品種の西洋ツツジ(Rhododendron
Bergian Azalea Hybrids)だけです。きっと逆輸入品種と一緒に名前も輸入したんでしょうね。
★yamabikoさんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。
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