--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.694 (2008.08.08)

Q. 酒もっとさんからの疑問

 朝、大量のミミズが道路等に飛び出し、ひからびて死んでいるのを見かけます。まるで自殺行為にしか見えません。
 湿った土や草むらから乾いた道路に飛び出すことは、彼らにとって何か意味のあることなのでしょうか?
 死をかけて生息域を広げる(新しい場所で繁殖する)ためともとれますが、それにしても晴天の日は避けた方がよいと思うのですが……。

カメも道路を渡りますね。あれ、危ないなぁ。(星田)


A. ネットの貴公子さんから

 ミミズに地震予知能力があり、地面が揺れると地表に出てきてしまう習性があるのではないでしょうか?
 プレス工場などでプレス機の振動があると、ミミズの死骸を見かけることがあります。一般道だと大型トレーラなどが通り、地震と間違えて出てきてしまうのではないでしょうか?
 あまり根拠がない回答ですみません。

A. YOSHYさんから

 それは、晴れた日だけに起こる事態なのでしょうか。
 学生時代の大昔の話ですが、校門を通ると大きな芝生を囲むように小道がありました。大雨が降って、芝生が水浸しになると避難するかのように、コンクリートの道上に集まってきました。
 当然多くの学生その他が踏みつけていきますので、晴れた翌日は、一面、ひからびたミミズの山となりますが……。
 小生はてっきり、皮膚呼吸も苦しくなって水から上がってきたものと思いました。ただ、それは寒いときにはなかったので、必要酸素量との関係だと思いますが。
 相変わらず、答えになっていませんが……。

A. おやじんさんから

 ミミズが道路やコンクリートの上で死んでいるのを見つけたとき、私もどうしてわざわざこんな過酷な環境に出てくるんだろうと思いました。そういうことを何度か見て出した私なりの結論です。ちゃんと研究したわけではないので参考意見としてお伝えします。
 それは天気に関係しているのだと思います。前日か直前まで雨が降っていて道路や地面が充分湿っていて、そこへミミズが這い出してきたが、雨がやんだらそこがすぐに乾いてしまう場所とは分からなかったんでしょうね。

A. やまたんさんから

 同じ疑問を持って、どこかで読んだことがあります。
 道路に大量のミミズがいるのは、雨または雨上がりの朝だと思います。ミミズは土の中で生活していますが、雨が降って地面が濡れると息が苦しくなって地上に出てきて、道路にも出てきてしまうのだそうです。
 雨が降っているうちはいいですが、晴れるとひからびてしまいます。
 そういうミミズを見つけると土の地面に戻したりしたことがありますが、数が多くてどうにもなりません。

ミミズ救出のために、努力なさったのですね。(星田)

A. ユウさんから

 つい先日、ラジオの子供電話相談で、まったく同じ質問が寄せられていましたので、そのときの回答を覚えていることだけ回答します。
 ミミズは、皮膚で呼吸しているらしく、皮膚が適当に湿った状態でないと呼吸ができないらしいです。雨がたくさん降ると土の中に水が浸透して、水中のような状態となり呼吸ができなくなり、地上に向かって出てくるのだそうです。
ミミズには、明るさがわかる程度の目があり、明るいところに向かって上って来たところが、たまたま道路だったりして、水が引くと皮膚が乾いて呼吸ができなくなり、干からびてしまうのだそうです。
 NHKのラジオ放送だったので、たくさん聞いておられた思います。