--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.707 (2008.09.30)

Q. 鉄郎さんからの疑問

 ずいぶん昔の話(40年くらい前?)ですが、私がまだ小学生だった頃、コカコーラやファンタの空き瓶を酒屋に持って行ったら、1本につき10円もらえたのです。もしかしたら、ビール瓶でも10円もらえたかもしれません。記憶が定かではありません。
 道に空き瓶が落ちていると、それを拾って、きれいに洗って、酒屋に持って行きました。何本かまとめてもっていくと、アイスクリームくらい買えました。懐かしい思い出です。
 このシステム、今でもあるのでしょうか?
 もうなくなったとしたら、一体、いつごろなくなったのでしょうか?
 道に落ちているペットボトル1本を拾ったところで、それだけではお金にはなりません。昔は、けっこうよかったなと思えます。

ありました、ありました! 私も経験があります。
 今の子ども達に、川の土手のゴミ拾いをさせると、「汚い」とか何とか言って、なかなかやろうとしません。
 たしかに汚いです。決してきれいではありません。でもなぁ。同じ空き缶、空き瓶を見ていても、彼らの「汚い」と私の「汚い」の間に大きなギャップを感じてしまうのです。
 そんなに「汚い」と思うのなら、ポイ捨てする大人になるなよ!


A. kztさんからの回答

 これまた不思議なのですが、普通の瓶は10円なのに、ビール瓶だけは、なぜか5円でした。
 ビール瓶の5円は、今でも有効のはずです。
 最近私の行く酒屋さんでは、ビール瓶とともに、一升瓶が一本5円で引取られています。一升瓶は、昔もっと高値(30円くらい?)だったと思うのですが……。10円のビン引き取りは、その店ではありませんでした。
 私は買ったことがないのでよく知りませんが、米屋のプラッシーなどはどうでしょうか?

A. ちゃちゃさんからの回答

 その制度、まだやってるとこありますよ!
 私は都内の高校生ですが、部活をするところの近くに駄菓子屋さんがあって、行く途中にそこでよくコーラを買います。
 そして、部活が始まる前や終わった後に飲んで、帰るときに駄菓子屋さんに返すんです。そしたら10円返してもらえます!
 でも私が知ってるのはその一軒だけです。というか、他に駄菓子屋さんを知りませんので……。

A. KS奇跡さんからの回答

「空きビンの保証金」の制度、今でもありますよ〜。
 コーラ類はビン入り商品が少なくなってしまったので、「制度消滅?」と思われたかもしれませんが、まだまだ瓶入り商品も多いビール等では普通に存続しています。
 ビール瓶は流通量が多いためか、以前から保証金は5円でしたね(今もです)。

A. イブパパさんからの回答

 デポジット(保証金)と呼ばれる回収・リサイクル(リユース)を促進するための制度のこと。商品購入時に引き換え金を上乗せして払う仕組みで、現在でもリフト券やSuicaなどのICカードに摘要されています。
 私の記憶でも、35年位前はビール瓶(5円)やコーラなどの炭酸飲料の瓶(10円)を対象に行われていました。
 ただし一升瓶は対象ではなかったように記憶しています。恐らく日本酒や焼酎、醤油に食用油など用途が多岐に渡るため、再利用のための洗浄工程が複雑になる。加えて酒造メーカーなどはビールに比べると小規模でかつ非常に多いので、メーカーまで返却するための物流システムを構築できないためと思われます。
 本題の現在の状況ですが、まずジュースの瓶はほぼ全数PETボトルに代わったことで制度は残っていても、商品自体が流通していないので目にする機会がない。ビール瓶はまだ残っているのでしょうが、一般家庭での購入が缶にシフトしているのに加え、瓶での購入者の多くが昔ながらの酒屋さんに配達・回収してもらう方法のため、返金分と購入分が相殺され気付きにくい状況なのではないでしょうか。