Q. ダンケさんからの疑問
映画『風と共に去りぬ』を見ていましたら、登場する女性たちが、ふんわりと広がったスカートを着て、談笑するようなシーンがあります。
あのスカート、あれでよいのでしょうか?
といいますのは、普段の生活ではもちろん着ないのでしょうけれど、パーティなどの場面でも、あれでは場所を取りすぎると思うのです。相当に広〜〜い場所でないと、すれ違うのも大変です。
あの時代の社交界というのは、そういうものだったのでしょうか?
★さっそく、『風と共に去りぬ』を見てみますね。
A. YOSHYさんからの回答
回答になっていませんが、「その当時のファッションだったからです」の一言だと思います。
時代背景として、貞操と優雅を強調するものとして、あのようなフレアスカート(ファッション史的にはクリノリンスタイルと言うらしい)がはやったようです。
初期はあのようにふくらますために、クリノリンという下着を幾重にも着てその上から問題のスカートをはくので(日本の古典では十二単か)、「貞操」を強調するには良かったようです。
もちろん、だんだん、鯨のひげ、ゼンマイ、針金その他の枠線になったようですが。
また、時代背景としてキリスト教的禁欲主義という物があり「女性の肉体」を強調するのは、御法度だったらしく、体の線が現れるものは社会(特に上流社会)から許容されなかったらしい(ピアノの足にスカートをはかせたという話もあったらしい)。
で、疑問を呈された方が場所を取りすぎて困るだろうと仰いましたが、主に上流階級の社交界で着られた話なのでその心配はなさそうです。
A. はるまさんからの回答
フランスの宮廷生活の真似ですね。
フランスのベルサイユ宮殿にはトイレがないと聞きます。ダンスパーティーの最中にトイレに行きたくなっても行く場所がありません。あの広い庭のどこかへ行って立ったままで小便をしたと聞きます。
あのようにスカートが拡がっていたら濡れることもないようです。もちろん“NO P”ですよね。
フランスはどこも臭かったと聞きます。だから香水が進歩したとも。
以上不確かな言い伝えです。
★引き続き、情報をお待ちしています!!(星田)
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