Q. テツオさんからの疑問
ラジオを聞いていると……、
「では、ここで交通情報です。交通情報センターの田中さ〜ん(仮名)」
などと呼びかけを受けて、田中さんが交通情報を言ってくれます。
ここで、疑問なんですが、田中さんは、もうそろそろ呼びかけがあるはずだとスタンバイをしているものなのでしょうか?
また、田中さんは複数の放送局に情報を流すことはあるのでしょうか?たとえば、A局に交通情報を提供し、その10分後にはB局にも交通情報を話しているなんてことはあるのでしょうか?
さらに、田中さんは1日で何回程度、情報を提供しているのでしょうか?
そもそも、交通情報センターって、どこにあるのでしょうか?
★いくつもの疑問をありがとうございます。
交通情報センターにお勤めの方からお答えがあるといいですね。
A. おかさんからの回答
メルマガ★雑木話★、いつも楽しみに拝読させていただいています。
私は愛知県のことしかわからないので、愛知県限定の情報だと思って読んでください。
交通情報センターは、県警本部の交通管制センターに隣接した場所にあります(交通管制センターとガラス一枚隔てた場所です)。
交通管制センターは、県警本部の見学コースに入っていますので、ガラス越しではありますが見ることができます。どんな感じのところかは、以下のサイトを見てください。
http://www.pref.aichi.jp/police/syokai/kengak/index.html
上記のサイトに掲載してある交通管制センターの写真の大スクリーンをよく見られる位置に、電気がついている窓のようなのが見えませんか? あの窓よりももうすこし手前(写真には写っていません)に、ラジオの交通情報を流すブースがあります。このことは、県警の見学のときに、案内係りの人が説明してくれます。
ラジオの交通情報は、それを流す時間が決まっているので、放送が始まる少し前にブースに入り、必要な情報を集めて放送し、放送が終わるとブースから出て行くので、放送に関係ない時間帯にはブースに人はいません(放送担当者が常時控えている部屋が県警内にあるようです)。
ちなみに、ラジオの交通情報が放送されるときには、県警の交通管制センターの大スクリーンに交通情報の放送に必要な画像やデータが表示されるそうで、「交通情報センターの田中さん(仮名)」は、そのスクリーンを見ながら、「現在、○○で激しい渋滞が……」などとしゃべるんだそうです(これも見学のときに、案内係の人が説明してくれます)
ちなみに、「田中さん」は、警察官ではなく、どこかの放送局のアナウンサーということでもないとのことでした。
これまでのお話しからおわかりになるように、交通情報センターのある場所が場所ですし、各放送局ごとに専属の人がいるわけではないので、「田中さん」は、A局にもB局にも情報を流しています。
実際にラジオを聴いてると、「田中さん」は、複数の局に登場しているのがわかります。毎日ラジオ漬けの生活をしていると、声を聞いただけで、「あ、今日の担当は田中さんだ」とか「佐藤さんだ」ということが判別できるようになります。たとえ名前聞き逃しても……。
A. もごりんさんからの回答
交通情報の「アナウンサー」は、「(財)日本道路交通情報センター」の職員(正職員・契約職員)のようですよ。JARTICのホームページを見ると、たまに募集が出ています。
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