Q. ごんたさんからの疑問
ズバリ、聞きます!
「じゃんけん」って一体何なのですか?
外国にもグー(石)、チョキ(鋏)、パー(紙)で勝負を決める風習はあるようですが、発祥は何処なんでしょうか? そもそも語源は何ですか?
辞書にもよりますが、「じゃん拳」などという表記もあるので、拳を出すということは分かりますが、「じゃん」って何?
みんな、あまり気にしないのかなあ……。
★以前に「最初はグー」に関する疑問も扱いました。ここからどうぞ!
A. KS奇跡さんからの回答
じゃんけんの「じゃん」は、中国語の「リャン」の訛ったものだと思っていました。
中華料理屋の厨房に響く、「テンシンハン、リャンガー!」
ふたつのこぶしを出すから「じゃん拳」、ということかと……。
A. 異邦人さんからの回答
蛇と蛙と蛞蝓(ナメクジ)という三竦みから「蛇拳(じゃけん)」。それが変化して「じゃん拳」になったというのもあります。
もちろん一つの説に過ぎませんが……。
A. YOSHYさんからの回答
「じゃんけんぽん」は仏教用語であるという説があるそうです(グーチョキパーは関係ないとか)。
要するに、起源がわからないほど古くからあるということでしょうか。
ご参考までに、以下は浄土宗のホームページです。
http://www.jodo.or.jp/knowledge/word/27.html
----------------------------------------------------------------------
●ジャンケンホイ
子どもが遊びや勝負ごとに際して、片手を石・紙・はさみの三種の形に変化させながら事を決めるやり方。
一般に、これを「両拳」から来て、「ホイ」または「ポン」という掛け声を加えたもの、とする説が流布されているが、実は、仏教の「料簡法意」よいう語から音写された、とする有力な見解もある。
すなわち、「料簡法意」というのは、法の意志を正しく思案する、という意味で、いわば天の意志をおしはかるには、私意をまじえなない、全くの無心の状態で行うべきことを示している。
つまり、ジャンケンホイで、勝負などを決めようとするには、公正無私、もっぱら天意を尊重する心がけで必要なわけである。
ちなみに、グゥ(石)チョキ(鋏)パー(紙)というのは、それぞれの機能と形を音声で表現しようとしたもので、必ずしもジャンケンポンと直接の関係はないようである。
しかし、片方のてのひらだけの運動は範囲で鋏と石と紙という形をとらえ、鋏は石に、石は紙に、紙は鋏に、それぞれ負けるという三者三すくみのルールを思いついた発案者の能力はすばらしい。法意を料簡するには、まことにふさわしい、公平な方法であるといえよう。
----------------------------------------------------------------------
★上記の文章の掲載については、許可をいただきました。
浄土宗のホームページご担当様、ありがとうございました。(星田)
★だーくまんさん、あんじゅさんからも、回答をいただきました。ありがとうございました。
★むずかしい疑問のようで、回答があまり届いていません。
引き続き、回答募集中です。(星田)
A.現在、調査中です。情報ください。 [メール]
|