Q. こはるさんからの疑問
「素朴な疑問」ではないのかもしれませんが、質問させてください。
ある種の種や球根は、「寒い時期」を通り過ぎないと、芽を出さないと聞いたことがあります。だから、冷蔵庫に入れたりして、人工的に「冬」を経験させたりすることもあるのだとか……。本当でしょうか? たぶん、本当なのでしょうね……。
私が不思議なのは、ここからです。
種や球根は、「どこで」寒さを感じているのでしょうか? 温度を感じる器官があるのでしょうか?
★寒さを経験させるというのは、よく聞く話ですよね。
たとえば、マイナス5℃をちょっとでも感じればスイッチが入るというのではなく、ある程度の「寒さ」を一定の期間経験することが必要だと思うのですが、そうなると経験を「記憶」することができないとだめですね。(星田)
A. ごんたさんから
似たような話は桜の木や杉の木でも聞いたことがあります。
気温など気候の変動を感じ取ることで、植物は成長や開花の時期をコントロールしていることに間違いはないと思います。
では、どこにそのような器官が存在するのか?
おそらく、末端部分にそれらを感じる部分があるのではないでしょうか?
球根なら「芽」になる部分、樹木なら枝の末端にある「芽や蕾」が気温や湿度の変動を感じ取り、成長に最適なタイミングを計っているのではないかと思うのです。
A. 異邦人さんから
植物が寒さを感じるための器官というと何だか特別のものに感じるかもしれませんが端的に言えばそれは「胚芽」部分です。
胚芽の中でも芽になる部分や根になる部分の先端部「生長点」の細胞が発芽に最適な温度などを感じて生長を開始します。
たまにOKだと感じて生長を始めた後に、発芽に適しない環境になってしまってそのまま枯死してしまうこともありますが、出来る限りそのようなことが起きないように遺伝しないにプログラミングされているといっても過言ではないです。
A.現在、調査中です。情報ください。 [メール]
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