--- 素朴な疑問集 ---
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疑問No.735 (2009.02.28)

Q. ゆうたさんからの疑問

 いわゆるフリーターをしています。履歴書を書くときにいつも感じる疑問があるので、教えてください。
「卒業年月日」の欄についてです。じつは、日付まで覚えていないので、高校を卒業した日付も、大学を卒業した日付も、3月31日にしています。
 でも、実際に卒業式があった日は、3月31日ではなかったことは確かです。きっと卒業証書の日付も、3月31日ではないでしょう。
「3月の途中で卒業しても、3月末まではその学校の生徒なんだよ」と言う人もいます。
 本当は、どっちを書くべきなのでしょうか?
 そもそも、何年に卒業したのがわかれば、日付まで必要ないんじゃないのって思うので、自分としては、こだわりはないのですが……。

1月や2月に卒業式がある高校もありますよね。どう書けばよいのだろう?(星田)


A. YOSHYさんから

 履歴書などもう何十年も書いていませんので、現在の慣習はわかりませんが、卒業日は、末日を書くのが筋だと思います。
 子どもの学生証にも、有効期限は卒業予定月の末日となっています。卒業式は、あくまでも儀式なので、卒業した日ではありません。
 ただ、30年以上前の経験では、「年月」までしか書くようになっていませんでした。時代の流れでしょうか。
 ちなみに、私の通っていた大学では、若干名9月卒業というのがありました。

A. 異邦人さんから

 卒業の日付ですが、年度で期間を区切りますので基本的には4月1日に入学すれば3月31日に学籍が満了します。
 修業単位を修得したことを証明する日付は、年度内のいつでも出せますので、それを以て卒業(修業)の日付とすることができます。
 人事考課などで要求される日付ですが、学籍満了の日付である必要はなく、卒業証明の日付となります。

A. ごんたさんから

 わけあって私も履歴書を書く機会があったので、手元にある書類を見返してみましたが、私の履歴書には年月しか記入欄はありませんでした。
 卒業に関しては、校長が卒業を認めた日(卒業証書に記入された日付)が卒業年月日ですから、もし記入する場合はその日が正しい日付となるでしょう。
 もし、履歴書と共に卒業を証明する書類を添付する必要がある場合なら、その日と違う記入は誤りとなり、「書類の不備」とみなされる、なんてこともあるかも知れませんね。
 しかし、通常なら、日付の有無や記入間違いは、履歴書を見る側にすればそれ程重要な情報ではないでしょうから、こだわる必要はないと思います。
 卒業式の正式な名称は「卒業証書授与式」ですから、証書さえ作成してもらえる(卒業が認められた)のなら、授与のための式典はいつでも構わないはずです。
 余談ですが、某学校の卒業式に出られなかったことで、20ン年経った今でも、「卒業したのか?」と慌てる夢を見ることが幾度かあります(証書はあるのに……)。

A. マイさんから

 大学職員をしています。
 ご質問の主旨とはちょっとずれるかもしれませんが、本学で発行する「卒業証明書」(「卒業証書」ではありません。卒業後何年たっても、就職などの際に申請があれば大学から発行する証明書です)には、「平成20年3月15日に卒業したことを証明する」といったように、「卒業式の日付」を記載しています。
 資格試験等で証明書に大学の在籍期間を記入する場合も「入学式の日付」から「卒業式の日付」まで在籍したことを証明します。卒業生からの電話等による問い合わせにも「卒業式の日」を回答しています。
 本学では、現在は入学式・卒業式の日付は曜日にかかわらず固定しているのですが、昔は年度により異なったため、卒業生からの質問や証明書作成用に年度ごとの入学式・卒業式日程一覧表も作成しています。
 ご参考になりますでしょうか?